独り言  5月27日 | はなのブログ

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           ぼくの想い出にのこる本   11

    いがいに思うかもしれませんが、ぼくは絵本が大好きなのです。

    いまはもうなくなってしまいましたが、徳島駅まえの、ぼくがお見合いをしてふ 

   られた小山書店から東に20メエトル先に、白いビルの一階に名はわすれたま

   しが、清潔な書店がありました。その書店には、いつも紺の背広を着た30歳

   ぐいの店主と二人の23歳ぐらいの女性の店員がいました。ぼくが仕事終わ

   っていくと、いつもお客さんはいませんでした。その理由をぼくは知ってました。

   店棚には岩波文庫と岩波新書、ほかに絵本のコーナーがあるだけでした。こ

   れではいけません。いかに文化の花が咲き乱れる地徳島といえども、店主の

   経営戦略はいかにか、と訝るばかりなのだ。

    しかしぼくは客、店主の戦略なんか関係ない、せっせっとかよい好きな本を

   沢山買いました。まず絵本コーナーにより本を選ぶ。岩崎ちひろの戦火のなか

   の子どもたちを手にとり、ぺらぺら、子どもの表情がいい、つぎにおなじちひろ

   のひさの星をてにとり、ぺらぺら、女の子表情がかわいい、買おう。つぎにユリ

   ー・ジュルヴィッツのよあけを手にとり、ぺらぺら、これもいいなー、ウイスキー

   を飲みながらみたいな、これも買おう。つぎは安野光雅のふしぎなえを手にと  

   り、ぺらぺら、これは焼酎のみながら見るえほんだ。これも買おう。つぎは、な 

   になに谷川俊太郎のことばあそびうた、どっかで聞いた名だな、これも買っと

   け。

    こどものころ、両親は絵本なんか買ってくれなかった。買えるいまは幸福だ。

    そうそう先日北島町図書館へ行ったら、入口の近くに絵本のコーナーがあり、

   岩崎ちひろの巨大な(80×80センチ)の絵本がありました。いいものは古くな

   らないの法則は健在なり。