独り言  5月26日 | はなのブログ

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          ぼくの想い出に残る本   10

   ここだけの話ですが、ぼくが一番好きな作家はチェホフです。至福という言葉  

  ありますが、ぼくが至福を感じるのは、チェホフを読んでる時です。とくにお

  きにいりは、かわいい女なのです。トルストイも絶賛した作品ですが、なんど読ん

  でもあきません。まるで小津安二郎の映画を観ているようで、何回読んでもあた

  らしい発見があります。ここだけの話なんですけれど、長編より短編が難しいの

  です。チェホフはトルストイやドストエフスキーのような大長編小説書こうと思え

  ば書けたはずでしたが書きませんでした。そこのところがチェホフの偉いところ

  で、ちようど、ちあきなおみが美空ひばりをカバーしないのに似ています。たとえ 

  で、無人島にながされてなにをもっていくか、がありますが、ぼくは本ならチェホフ

  にします。なかでも一冊といわれれば、かわいい女ですね。

   ぼくらは簡単に天才という言葉をを使いますが、本当は10人ぐらいにしか、つ

  かってはいけない言葉です。ジャズでいえばチャリー・パーカーだけです。あとは

  優れた人でいいのです。さて文学において天才はだれでしょうか。これはおおい

  に意見がわかれるところです。三島ならラディゲでしょうけど、異論はあるとおも

  います。ランボーの名をあげる人もいるでしょう。プルーストもジョイスもそうでしょ

  う。ドストエフスキーもトウマス・マンもとうぜんです。なかなか頭のいたいところで

  すが、どですか、ぼくの顔をたてて赤塚不二夫にしてくれませんか、なに、赤塚は

  漫画家で文学者でない、って。およびでない、およびでない。こりゃまた失礼いた

  しました。ちゃんちゃん。