独り言  5月25日 | はなのブログ

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           ぼくの想い出にのこる本  9

   竹中労の本が好きです。エライい人を斬る、右翼との対話など、ほとんどの手

  に入る本を読んでます。打算のない生き方と、反権力の姿勢はみごといわざるを  

  得ません。氏の魂は作家の宮崎学が引き継いでいると思います。

    ぼくはその宮崎学の本のファンでもあります。処女作の突破者は司馬の坂本

  龍馬よりはるかにおもしろいし、喧嘩のやりかたも書いてあります。氏のの本は

  竹中氏どうよう反権力のたちばから、より実効性のあるたたかいの方法論がか 

  かれています。一読のほどを。

   また平岡正明の本もおもしろい。あらゆる犯罪は革命的である、おもしろかっ 

  た。山口百恵は菩薩である、は平岡氏の一番売れた本です。

   深沢七郎はフランスでいえばジャン・ジュネにあたりますかね。三島由紀夫が

  たかく評価してましたが、たしかに三島と対極の作家だとおもいます。三島は日 

  常生活では狭量な偏屈でしたが、さすがに文学評論においては視野の広い人で 

  した。自分と全く違う世界をえがいた作品でもちゃんと評価しています。

   で、深沢七郎は、ぼくの好きな山本周五郎や藤沢周平がえがいた世界よりもっ

  と下の世界を描いて、人をして感動をあたえた作家だとおもいます。

   城山三郎、いいですね。作品もいいし、人間もいい。こんな人ばかりだとユウト

  ピアがかのうかもしれませんが、むりです。むかし、ぼくは社会主義を信じてまし 

  たが、今は絶望しています。人間はどうしても嫉妬とか、妬み、嫉み、など不の感  

  情がどうしてもあるのて、どんな豊な社会になっても不幸を感じる人はいるので

  す。そのひとたちが悪いというわけではありません。疎外という概念がマルクスの

  言葉にあります。ほとんどの人が間違ってつかっていますが、本当は社会や経 

  済には法則がある。どんなに人間があがいてもその法則を破れない。ということ

  です。世界中の人間が幸福に感じる社会はできないのです。そんな社会は人間 

  は退屈します。
    城山三郎はいいですね。