一応、画像を載せておきます。書くだけなら誰でもできますからね。
評判通り、パッケージがかなり質素です。フックに掛けるための部分に小さく品番が表記されているだけとなっています。どうせなら箱の表面の左上か右上に表記してほしかったところですが、質素すぎてこれはこれで特徴的なパッケージなので、積み重なっているイヤホンの空き箱の中からでも直ぐに探せそうです。
イヤホン自体のレビューについては、今回は簡単に済ませます。このイヤホンは自宅用としてガンガン使っていくつもりで、エージングする手間が面倒だからです。その内、手持ちのイヤホンのその後の印象をまとめたり更新したりするため、直感的でない感想はその時に。
イヤホン自体のデザインは、EX600やEX1000に似たものですね。イヤーハンガーは結構癖のあるタイプで、私の扱いが下手ではありますが使いにくさを感じます。まぁ、イヤーハンガーは軽く耳に触れる程度でも十分機能しているので、現時点でもストレスは感じません。
音の傾向は、低音がやや強めのように感じます。比較対象はSE112とHP-CN40Aとしてみました。ただ、周波数特性的な面以外では比べものになりませんね。高音の解像度についてはツイーター入りマルチBAに劣りますが、他はそれ以上に解像度が高いはずです。聴き疲れしやすい、如何にもモニター向けな音ですね。
携帯性は悪いですね。ATH-IM50もそうですが、イヤーハンガー付きのイヤホンは嵩張ります。
イヤホンに掛ける金額が増え続け、1つ当たりに掛ける金額も増えました。イヤホンを買って自宅で聴くたびにジーンと嬉しさが湧いてきていましたが、EX800STの場合はそれが弱かったです。まぁ、それで良いです。良さは短時間でも理解できましたし、モニター系なのにイヤホン自体にあーだこーだ思うつもりはありませんでした。このイヤホンで聴いてみて気付けた音とかバランスとかを楽しめれば良いです。そして、実際楽しめているので、それで良いです。ただまぁ、リスニング用途でも良いイヤホンだと思いました。
低音から高音まで出るフラットな音質が好きで色々集めてきましたが、やっと"これを基準に考えています"と言えるようなモデルを手に入れました。別に誰に言うわけでもありませんけどね。好きな音楽を聴き込む派なので、暫くはEX800STで聴き直してみることにします。
では。