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明日完成させます。

0115  ヨコハマ 雪が降りそな曇り空

う~寒い。作業してても指先がツリそうな感じです。今日は55B-4FL のセットアップの続き。

U さん、お待たせを致しており申し訳ない。m(_ _ )m 
寒さに弱いマツシタ、これでも かーなり頑張っておるのです。
ネックの仕上げと、ペグ取り付け、ブリッジセットとサーキットキャビティ内のシールド処理を終えております。
このカスタム用のWBH ナットはキープしてありますので、明日中には完成させます。

各報告

0114  ヨコハマ 晴れ

今日は設定変更のKさんの初期型CCRが作業完了。(写真奥)お待たせしました。
ヒストリー製のチューンも後はナット&サドル加工を残すばかりまで進めております。

実は発注済みの水牛の角材がまだ到着していないのです。
カスタム製作品も他のチューンもWBH材の在庫が切れたところで作業が中断されています。
取引先の業者さんはアメリカなのでクリスマスから新年明けは荷物の出荷が遅れるのは分かっているのですが、どうやらアメリカを襲っている猛寒波の影響もあるのかもしれません。

そんなワケでして多くの作業がWBH材の入荷待ち状態なんです。遅れちゃってスミマセン。

経過報告 Hさん

0112  ヨコハマ 晴れ 静かな日曜日

巷は連休なんですね。なのでこちらも静かに作業してます。

燻煙処理を全て終了したHさんのヒストリー製のアコギです。ブリッジ部分の加工処理も全て終了。
これでこれ以上トップ変形も進行しないでしょう。ご安心を。

現在は波打ちが起こっていたフレット上面をファイリングして精度を出し直しての整形中です。

火曜日までに全ての作業を終了する予定でおります。 お楽しみに。

経過報告2件

0111  ヨコハマ 晴れ

今日も晴れてくれました。
昨日早朝からの燻煙の2セット目を終えたHさんのヒストリー製のアコギに段差加工を済ませてボールエンド位置/グランドアース処理したブロック材を接合。
この後に接着が済んだら3セット目の燻煙を行います。


このヒストリーのアコギはブリッジの内部裏面にピエゾがセットされている関係で、裏から2点のスクリュー固定、そしてグルー接着処理もされているので、いつものブロック材の形状ではダメでした。また台座の段差加工の際、裏から閉め込んである2本のスクリューが台座内部に潜んでいた為にトリマーの刃先が当たって特注のトリマービットが破損してしまいました。
しかし段差加工の為には致し方が無いので工賃がビット代分 ¥4.000 加算されています。

このヒストリーのチューン内容は燻煙処理+ブリッジ台座加工系(段差/ボールエンド位置修正/グランドアースプレート)+WBH ナット&オクターブサドル加工が主体の作業で、加えてフレットファイリング処理で工賃合計で税別:¥130.000 を予定しております。
Hさん完成をお楽しみに。

カスタムメイドの U さんオーダー品 55B-4/FL は本日仮組み確認を行っていました。
設計通りの各所設定数値になっているかどうかの確認で、合格でしたので予定通りにセットアップを進めます。お楽しみに。

心臓破りの坂みたい

0110 ヨコハマ 晴れ

いや~助かります。今日は朝から晴れて気温も上がってます。

早速、ヒストリー製アコギのチューン依頼のあったHさんの個体をバラして燻煙処理を行っています。写真で分かる様に既に明らかにブリッジが前傾姿勢になっています。今のうちに燻煙処理と台座加工による設定変更でトップ変形の進行を食い止めなくてはいけません。


またこの個体には LR バグス製のM-80/最新型のタイプがマウントされていますが、ひとつだけ前もって申し上げておきますと、このモデルはホール取り付けしますと筐体の上部がかなり突出した設計になっている為に非常にピックアップと弦の位置が接近しますので音が割れ易いです。
本当ならもう3㍉程本体がホール内部に沈み込む設定が良いのですが。音色もM-1 タイプに比べてアクティブ系の傾向が強いマイクです。その点は事前に認識しておいて下さい。


そして先程やっとカスタム系の塗膜研磨も終了。
しっとりとした艶が出たところで、やっと一息付けました。
やれやれ、何度やってもヤダな、この薄膜ラッカーの研磨艶だし作業は。
ワンミスしたらアウトですからね。明日以降、集中してセットアップに取り掛かります。



今夜は新年会があるので夕方で終了予定。でも寒いから早く切り上げようっと。

申請取り止め構造

0109  本日2件目のブログ報告:

実は昨年申請するしないで少し迷っていたクラッシック系のブリッジ構造がありまして、まあ、この不景気ですし、高い申請料金も無いのでオープンにする事にしたものです。

折角ですから先日完成させたYAMAHAのダイナミックギターのフルチューン品にその構造を加えてみました。

写真1:オーソドックスなこれまでのガット系ブリッジ部分です。


この様にガット弦は捩じり鉢巻きみたいに弦を緩み止めを兼ねて巻き付けていましたが、面倒くさいし弦は捻って痛めちゃうしね。外す時だって面倒でした。
それに弦を弦穴のサドル側から後ろに通して再びサドル側で弦に絡めて巻き付ける構造の為にサドルの手前で弦が上に持ち上がっていましたね。その為に弦の張力でサドルを下方向に押し下げる力が緩められていました。

@写真2枚目以降の写真は全て今回の新しい方式(縦穴2連構造)のショット

写真2は元の弦穴を全て埋木してから縦2連の弦穴加工を施したショット。



写真3からが新しい設定での各ショット

まず、弦は従来通りサドル側の下側の穴から後ろに通し、その後すぐ上の穴に弦を戻してテールピースの上部から後部に戻って2つの弦穴を抜ける隙間に食わえ込まして、もうオシマイ。




これだけでも充分張力に耐えて弦が抜ける事は無いです。
この構造ですとセットが楽だし殆ど弦を捻らないので弦の痛みも少ないです。
滑り易い1、2、3のナイロン弦だけ少し長めに弦を食わえ込ませればなお安心。

とまあ、こんな感じの設定です。
ブリッジがボディに接着する前のブリッジ単体状態でこの構造に成っていればまあ楽なんですが、既に完成形の個体に後加工でこの縦穴加工を施すのは結構面倒なんです。

この縦穴2連構造に従来の楽器を改造するには元のブリッジ設定により異なりますが、
およそ ¥16.000~18.000 程の工賃掛かります。
ご要望の方はメールにてお申し込み下さい。作業が込んでいなければ1週間以内に完成させます。

以上、こんなん出来ますけど、なにか?のコーナーでした。クラッカー

弱ってます

0109  ヨコハマ 曇り&小雨

本日、さいたま市のMさん宅宛に作業が終わった3本を出荷致します。明日の午前着扱いです。

写真はKさんのCCRの設定変更したネック。先程塗装の水研磨を終えたばかり。
弱った事に寒波が来ているだけの事はあって水研磨しますと指先の感覚が麻痺して来るんですよね。

実は今日、カスタム製作中の2本も水研磨仕上げの日なんですけど、この調子だとおっかなくて作業出来ないんですよね。指先の感覚が普通じゃないので。よわったな。

工房内には途中加工の生地材が沢山保管してありますので人間に合わせて暖かい温度設定にすると乾燥が進み過ぎて割れなどの支障を起足す個体も出て来る恐れがあるので t.m.p 工房内は室温が低くしてあるので基本、人間にはこの季節はホントに寒いんですよね。

とにかく、この指先の感覚のまま作業するのは恐いので、晴れて気温が上がった日じゃないとカスタムは進められそうに有りません。

本日の終了作業

0108  ヨコハマ 曇り空

今日は何だか上空をずっとヘリが旋回していてウルサイ。
もしかして川崎の逃亡犯がこの周辺に逃げ込んで来たのかな? 何事も無く早く捕まるとイイです。

写真は本日作業が終了した個体で、さいたま市のMさんのPRSのWBHナット交換作業とカスタム製作したTELESA-FRT のローカット回路を全てのPU共用とする回路変更作業でした。
Mさんの依頼はもう1本有り、明日完成予定ですので3本いっしょに明日の出荷を予定しています。


終了済み個体

0107  ヨコハマ 晴れ

ワタシには充分過ぎる寒さです。既に昨年の猛暑が懐かしい。(;^_^A

写真の各個体(ギブソンL-7,TOKAI335,TELESA-P-90W )の3本が本日作業終了済みです。
全てWBHナット交換作業ばかりです。

尚、TOKAI製335はテールピースが重いジンク製でしたのでアルミ製に交換しておきました。
ジンクはハードロック系にはいいのですが、音が粗く鳴りもドンシャリ傾向が出ますので、セミアコにはアルミの方が適切だとの判断です。実際に以前よりも箱鳴りしています。

そろそろカスタムの塗膜研磨をスタートさせたいので、チューン系作業の遅れ気味の個体から作業してます。


作業スタート

0106  ヨコハマ 晴れ 結構な寒さです。

冬らしい寒さです。寒いのが苦手なワタシはやはり雪国では暮らせない人間だな~と感じます。
無理ムリ。

ちなみに、作業場は依頼作業が山積み状態。ヤマト便のお兄さんが荷物を持ってt.m.p の玄関のドアを開けると楽器だらけなので「おおっ!」って驚くほど。

まずは随分お待たせをしてしまったOさんのアコギのチューンからです。
結構以前に国産のアコギをチューンした個体で、今回はWBHナット&サドルに交換、そして元がギブソン系に振ったチューン設定で様々作り替えていた個体でしたが、どうやらご本人はマーティン系のトーンにも憧れている様子でしたので、ブリッジの台座に施した段差加工のディープを深めて再加工し、内部のボールエンド位置修正とグランドアース加工も済ませてあります。


今回の追加チューンでよりブライトなトーンを備えるに至っておりますので、たぶんご本人はかなり満足されるものと想像がつきます。その分、ちょいとだけ工賃がアップしてますが、(¥26.000+TAX)この個体なら40万近いマーティンと比べても何ら遜色無いサウンドですからご容赦下さいませ。

O さん、たいへんお待たせを致しました。発送先や到着希望日時をご指定下さいませ。

もう一枚の写真は正月中に静か~に出来る作業としてクラッシックギターの指板張り替え用に準備している上質なエボニー指板材です。
まずは大まかな板サイズのまま溝切りまで済ませてある状態。
サークルフレッティングに出来ないのが残念ですが。(パテント譲渡済みなので勝手に作るとフジゲンさんに怒られちゃいますからガマン)

今日のところはまだ仕事始めなのでエンジン全開しません。アイドリング状態。
徐々に加速させて行きますので作業完了をお待ちの方々、もう少々お待ち下さいね。