晴れてるけど冷えます。
0304 ヨコハマ 晴れ
朝から写真のエレアコベースの作り替えたネック部分の下地処理です。
だいぶ仕上がって来たので次の行程では下地の研磨を行なってからカラーリングコートに進みます。その次が中塗り、そしてクリアーコーティングへと進む予定です。
2枚目の小さな写真は最近手配した2004 Gibson Les Paul Special です。まだ未到着。
勿論、ギブソンのオリジナル仕様のままでは済まないので、ペグもグローバーからクルーソンタイプに変更してのロケーションも変更します。
燻煙処理をたっぷり行なってから、ブリッジ位置も修正して t.m.p 仕様のチューンOブリッジに変更、テールピースもアルミ製に変え、後はピックアップも t.m.p 仕様 のハムバッカーに変更し、回路はMV+MT+2LCV サーキットに変更してのお手製のクライオフラットケーブルにて配線処理します。
そして、フレットファイリング、ネックグリップファイリング、WBH ナットに交換、以上が予定しているチューンナップ作業内容です。
ブルージーでタイト、かつ色艶のあるマホガニートーンが魅力なギターにまとめます。
ギブソン仕様のままでは決して得られない高レベルのサウンドのギターになるでしょう。
ルックスもしぶーいギターです。
販売価格は¥196.000+TAX(ギブソン純正SC付き)を予定しております。
ご要望の方は早めのご売約も可能ですのでメールにてお申し込み下さいね。
朝から写真のエレアコベースの作り替えたネック部分の下地処理です。
だいぶ仕上がって来たので次の行程では下地の研磨を行なってからカラーリングコートに進みます。その次が中塗り、そしてクリアーコーティングへと進む予定です。
2枚目の小さな写真は最近手配した2004 Gibson Les Paul Special です。まだ未到着。
勿論、ギブソンのオリジナル仕様のままでは済まないので、ペグもグローバーからクルーソンタイプに変更してのロケーションも変更します。
燻煙処理をたっぷり行なってから、ブリッジ位置も修正して t.m.p 仕様のチューンOブリッジに変更、テールピースもアルミ製に変え、後はピックアップも t.m.p 仕様 のハムバッカーに変更し、回路はMV+MT+2LCV サーキットに変更してのお手製のクライオフラットケーブルにて配線処理します。
そして、フレットファイリング、ネックグリップファイリング、WBH ナットに交換、以上が予定しているチューンナップ作業内容です。
ブルージーでタイト、かつ色艶のあるマホガニートーンが魅力なギターにまとめます。
ギブソン仕様のままでは決して得られない高レベルのサウンドのギターになるでしょう。
ルックスもしぶーいギターです。
販売価格は¥196.000+TAX(ギブソン純正SC付き)を予定しております。
ご要望の方は早めのご売約も可能ですのでメールにてお申し込み下さいね。
特別処分販売します。
0301 ヨコハマ 曇り空
今日は少し肌寒い曇り空のヨコハマです。
さあて、以前に内容は解説済みの写真の試奏品2本を処分販売致します。
共に、現状お渡しでケースもありませんがサウンドは試奏された方々には実証済みの個体です。
本家のD-28にも負けないYAMAHAの301は本体+チューン工賃で17万→税別¥108.000
@この個体は既にギタリストSさんにご売約となりました。
ワーマス製のライトアッシュボディにスロープヘッド/リバースネックをマウントしたダークブルーメタリックサンバーストのワイルドなサウンドのSSH/ストラトは30万弱のモノを税別 ¥188.000
@このストラトは16 時に水戸市のMさんに売約済みとなっております。
「当然赤字に決まってるでしょーが!」価格でございます。
いつもの如く、メール申し込みが早かった方にシンプルに決定致します。
さあ、いつもこのブログを読んでいるだけのアナタ! たまには思い切ってみてはいかが?(^O^)

今日は少し肌寒い曇り空のヨコハマです。
さあて、以前に内容は解説済みの写真の試奏品2本を処分販売致します。
共に、現状お渡しでケースもありませんがサウンドは試奏された方々には実証済みの個体です。
本家のD-28にも負けないYAMAHAの301は本体+チューン工賃で17万→税別¥108.000
@この個体は既にギタリストSさんにご売約となりました。
ワーマス製のライトアッシュボディにスロープヘッド/リバースネックをマウントしたダークブルーメタリックサンバーストのワイルドなサウンドのSSH/ストラトは30万弱のモノを税別 ¥188.000
@このストラトは16 時に水戸市のMさんに売約済みとなっております。
「当然赤字に決まってるでしょーが!」価格でございます。
いつもの如く、メール申し込みが早かった方にシンプルに決定致します。
さあ、いつもこのブログを読んでいるだけのアナタ! たまには思い切ってみてはいかが?(^O^)

終了報告 その他
0228 ヨコハマ 晴れ
昨日はお休みを頂いて湘南で久しぶりにゆっくり過ごしました。
やっぱりいいですわ。まるで故郷みたい。
リニューアルしてからの江ノ島水族館に行ってなかったので今回久々に足を運んで来ました。
こちらに戻る際、湘南の海にはなかなかいい波が立ってましたよ。
写真はt.m.p 仕様のスチール2連サドル交換が終了したギターのYさんのSTELLA です。
既に終了済みです。たまらなくいいトーンを備えてます。

追伸:
今回 想い出の地 湘南の海で、ワタシはひとつの結論を出しました。
それは現在お付き合いをしているある女性と先々入籍することを決意した事です。
還暦直前の年齢で、しかもこんなマイナーな仕事を細々行なっている現在の自分に、これから先、彼女の生涯を守り切る自信があるのかどうか、それを考え続けて来ました。
正直迷う部分があったからです。
自分としては技術屋として出来る限り付加価値の高いメイド イン ジャパンを具現化して精一杯頑張って来たつもりです。
これまでにワールドスタンダード的な仕様をいくつか生み出して来た事が事実であっても、現実にそれは一般的には知られておらず、ワタシはマイナーな存在でしかありません。
世界のどこの誰にも負けない技術とオリジナリティを身につける、それを目指して今日まで打ち込んで来ましたので、そこまでやっても既製品が選ばれる世間であるなら、それは残念でも受け入れるしか無いのです。
それが現実でもワタシはこの腕1本で愛する人を守って行くしかないのです。
今回、あらためてそのことを胸に誓ったのでした。 やるしか ないでしょ。(^ ^)
昨日はお休みを頂いて湘南で久しぶりにゆっくり過ごしました。
やっぱりいいですわ。まるで故郷みたい。
リニューアルしてからの江ノ島水族館に行ってなかったので今回久々に足を運んで来ました。
こちらに戻る際、湘南の海にはなかなかいい波が立ってましたよ。
写真はt.m.p 仕様のスチール2連サドル交換が終了したギターのYさんのSTELLA です。
既に終了済みです。たまらなくいいトーンを備えてます。

追伸:
今回 想い出の地 湘南の海で、ワタシはひとつの結論を出しました。
それは現在お付き合いをしているある女性と先々入籍することを決意した事です。
還暦直前の年齢で、しかもこんなマイナーな仕事を細々行なっている現在の自分に、これから先、彼女の生涯を守り切る自信があるのかどうか、それを考え続けて来ました。
正直迷う部分があったからです。
自分としては技術屋として出来る限り付加価値の高いメイド イン ジャパンを具現化して精一杯頑張って来たつもりです。
これまでにワールドスタンダード的な仕様をいくつか生み出して来た事が事実であっても、現実にそれは一般的には知られておらず、ワタシはマイナーな存在でしかありません。
世界のどこの誰にも負けない技術とオリジナリティを身につける、それを目指して今日まで打ち込んで来ましたので、そこまでやっても既製品が選ばれる世間であるなら、それは残念でも受け入れるしか無いのです。
それが現実でもワタシはこの腕1本で愛する人を守って行くしかないのです。
今回、あらためてそのことを胸に誓ったのでした。 やるしか ないでしょ。(^ ^)
明日はお休み頂きます。
0226 ヨコハマ 晴れ
晴れの日はいいですねえ。
こんな日は塗装するのは最適にも拘らず作業するのに気が引けます。
汚したくないなあ この空気を。
チューンナップ中のエレアコベースは今日も下地処理中です。
せっかく生まれ変わらせるのですから、なるべく予算内でキレイに仕上げてあげたいです。
このベースはピエゾ・ピックアップ仕様ですが、例に依って弦にアースが落とされていません。
当然、t.m.p の作業ではG・アース処理を施しますが、この個体のブリッジには弦のボールエンドが収まる部分にアースプレートを設置する場所が無いので、さてどーしたものか、と思案中です。
明日は久しぶりにお休みを頂いて湘南へ足を運ぶ予定です。あえて電車を使って。
やっぱり湘南は青春時代の象徴的な場所なんです、ワタシには。
これから自分の人生をどうしていくのか、考えなくては行けない時期が来ている気がします。
楽器を作る事以外に取り柄の無いワタシですから。
たぶん、一般人の方から言わせれば、遅過ぎるくらいなんでしょうけどね。自問自答して来ます。
晴れの日はいいですねえ。
こんな日は塗装するのは最適にも拘らず作業するのに気が引けます。
汚したくないなあ この空気を。
チューンナップ中のエレアコベースは今日も下地処理中です。
せっかく生まれ変わらせるのですから、なるべく予算内でキレイに仕上げてあげたいです。
このベースはピエゾ・ピックアップ仕様ですが、例に依って弦にアースが落とされていません。
当然、t.m.p の作業ではG・アース処理を施しますが、この個体のブリッジには弦のボールエンドが収まる部分にアースプレートを設置する場所が無いので、さてどーしたものか、と思案中です。
明日は久しぶりにお休みを頂いて湘南へ足を運ぶ予定です。あえて電車を使って。
やっぱり湘南は青春時代の象徴的な場所なんです、ワタシには。
これから自分の人生をどうしていくのか、考えなくては行けない時期が来ている気がします。
楽器を作る事以外に取り柄の無いワタシですから。
たぶん、一般人の方から言わせれば、遅過ぎるくらいなんでしょうけどね。自問自答して来ます。
こんな感じ
0224 ヨコハマ 晴れ
昨日は食欲も無く、夜もなかなか眠れなくて、と言うマツシタらしからぬ1日でした。
ここ数年、欲しいのとは裏腹に経済的にキビシくて・・っておっしゃる方がホントに多くて。
それはワタクシとて同じです。守るべき人が居ますからね。絶対に守らなきゃ。
なんだか最近タバコの吸う本数が増えた気がします。
でも作業となれば水を得た魚の如し。身体が勝手に動きます。まるでオートマティックだな。
アイバニーズ製のエレアコベースのヘッド部の作り替え作業も本日で生地加工全て終了。
ネックもデコボコグリップでしたからスムースな形状に再加工。
ここで一旦ヘッド全体を塗装の下地処理します。
この次の行程では指板面のR変更修正したネックにフレットを打ち込んで行きます。
写真は生地加工が済んだ段階で使用するペグを仮付けしてみたショット。
これで小さ過ぎたヘッドの面積拡張も新たなペグロケーションも済みましたので、この個体のチューン以前の鳴りとはダイナミクスとバランスに於いて格段に向上している筈です。こーでなくちゃ。
昨日は食欲も無く、夜もなかなか眠れなくて、と言うマツシタらしからぬ1日でした。
ここ数年、欲しいのとは裏腹に経済的にキビシくて・・っておっしゃる方がホントに多くて。
それはワタクシとて同じです。守るべき人が居ますからね。絶対に守らなきゃ。
なんだか最近タバコの吸う本数が増えた気がします。
でも作業となれば水を得た魚の如し。身体が勝手に動きます。まるでオートマティックだな。
アイバニーズ製のエレアコベースのヘッド部の作り替え作業も本日で生地加工全て終了。
ネックもデコボコグリップでしたからスムースな形状に再加工。
ここで一旦ヘッド全体を塗装の下地処理します。
この次の行程では指板面のR変更修正したネックにフレットを打ち込んで行きます。
写真は生地加工が済んだ段階で使用するペグを仮付けしてみたショット。
これで小さ過ぎたヘッドの面積拡張も新たなペグロケーションも済みましたので、この個体のチューン以前の鳴りとはダイナミクスとバランスに於いて格段に向上している筈です。こーでなくちゃ。
経過報告 横浜市磯子区のNさん
0220 ヨコハマ 晴れ
今日は漸く Nさんの J-45/レフティー のヘッドの塗装仕上げを行なう事が出来ました。
新たにクルーソンタイプのペグも装着。WBH ナット&オクターブサドルも削り出し済み。
ペグを装着したヘッド面の写真だけが外周だけソフトフォーカス掛かってしまいました。
明日はいよいよセットアップです。予定では日曜日に発送出来ると思います。お楽しみに。
最後の写真はエレアコベースのチューン途中品。
本日はヘッド形状切リ出しとヘッド裏面への接ぎ木加工です。ヘッドはクランプだらけです。
次の行程では裏面に貼った材を設定厚まで落として生地全体を仕上げ、最後にペグ穴加工を施したら後は塗装行程へと進みます。

今日は漸く Nさんの J-45/レフティー のヘッドの塗装仕上げを行なう事が出来ました。
新たにクルーソンタイプのペグも装着。WBH ナット&オクターブサドルも削り出し済み。
ペグを装着したヘッド面の写真だけが外周だけソフトフォーカス掛かってしまいました。
明日はいよいよセットアップです。予定では日曜日に発送出来ると思います。お楽しみに。
最後の写真はエレアコベースのチューン途中品。
本日はヘッド形状切リ出しとヘッド裏面への接ぎ木加工です。ヘッドはクランプだらけです。
次の行程では裏面に貼った材を設定厚まで落として生地全体を仕上げ、最後にペグ穴加工を施したら後は塗装行程へと進みます。

着々と
0219 ヨコハマ 晴れ
晴れてるけど寒いです。室内なのに気温が低いので手袋してます。
今日は昨日の作業の続き。エレアコベースの作り替え。
ヘッド面積拡張の為の接ぎ木加工を終えて、次はトップ面の平面精度出し。
接ぎ木した部分も完全に一体化してます。写真1
次はローズ材をつき板張り。ペグロケーション設定も終えているのでヘッド自体のデザイン処理からヘッドのテンプレートも作成。 お得意の富士山デザイン 写真2
ローズのつき板が貼られた状態 写真3
明日はヘッドの切り出し加工をしてから裏面の平面精度出し加工を済ませ、その次が裏面への接ぎ木加工へと進めて、接着が終了したら最後に新たな設計通りにペグ穴加工へと進みます。

晴れてるけど寒いです。室内なのに気温が低いので手袋してます。
今日は昨日の作業の続き。エレアコベースの作り替え。
ヘッド面積拡張の為の接ぎ木加工を終えて、次はトップ面の平面精度出し。
接ぎ木した部分も完全に一体化してます。写真1
次はローズ材をつき板張り。ペグロケーション設定も終えているのでヘッド自体のデザイン処理からヘッドのテンプレートも作成。 お得意の富士山デザイン 写真2
ローズのつき板が貼られた状態 写真3
明日はヘッドの切り出し加工をしてから裏面の平面精度出し加工を済ませ、その次が裏面への接ぎ木加工へと進めて、接着が終了したら最後に新たな設計通りにペグ穴加工へと進みます。

今日の t.m.p
0219 ヨコハマ そこそこの晴れ
まだ寒いですね。昨晩は遅くまで仲良しのKちゃんとファミレスで談笑してたので少し寝不足。
でも気分は上々です。
今日はアイバニーズのエレアコベースのチューン作業の続き。
昨日はヘッドの上方へと面積拡張の為に接ぎ木しましたが、今日は元のヘッドセンター部分だけを残して両サイド面に接ぎ木中。これで新たな設定に必要な面積を取れます。羽子板みたいな状態に一旦持ち込んで、この後につき板を張り付けて行きます。
ギブソン CS製 J-45 は今日ヘッド面の研磨を済ませて状態を見極めます。
新しい木を埋めていますから塗料がそこだけどうしても痩せますので均一面になるまでは終われないのです。今週中には仕上げたいです。もう暫くのお待ちを。

まだ寒いですね。昨晩は遅くまで仲良しのKちゃんとファミレスで談笑してたので少し寝不足。
でも気分は上々です。
今日はアイバニーズのエレアコベースのチューン作業の続き。
昨日はヘッドの上方へと面積拡張の為に接ぎ木しましたが、今日は元のヘッドセンター部分だけを残して両サイド面に接ぎ木中。これで新たな設定に必要な面積を取れます。羽子板みたいな状態に一旦持ち込んで、この後につき板を張り付けて行きます。
ギブソン CS製 J-45 は今日ヘッド面の研磨を済ませて状態を見極めます。
新しい木を埋めていますから塗料がそこだけどうしても痩せますので均一面になるまでは終われないのです。今週中には仕上げたいです。もう暫くのお待ちを。

辛抱辛抱
0218 ヨコハマ 晴れ
今日は日差しが暖かくて嬉しかったです。
J-45 のヘッド塗装は今日も塗膜硬化待ちです。ね、けっこう面倒でしょ?
その間にアイバニーズのユーズド・エレアコベースのヘッドの作り替えをスタート。
まずは元のペグ穴の埋木加工から。
そして次は縦方向へ面積を拡張する為に接ぎ木加工してます。元のペグロケーションとは全く異なる設定になる為にかなりのヘッド面積を確保しなくてはいけません。
この次に行なうのは元のヘッドの両側面をバッサリカットしてセンター部分を残すのみの状態に加工してから両サイドに接ぎ木加工します。その次がヘッドのトップ面と裏面にもつき板を貼って、ヘッド厚も高めます。これは元のヘッド厚が薄くてギターのヘッドと同じ厚しかない為です。
その次の行程では拡張したヘッド面に新たなペグレイアウトを施してからヘッド外周のデザインで形状加工し直します。
設計はまず骨格ありき。その上でのデザイン処理。これが正しい楽器の作り方です。
デザイン優先で形状を決めてからそこに収まる様にペグを設置する何て、全くの論外です。
エレアコベースに望まれるサウンドをイメージしてそれを逆算設定して作り替えているのです。
取り敢えず、どんなふうに作っても音は出ます。でも音楽的に望まれるサウンドでなくては何の意味も無い単なるモノになってしまいます。
人間が作る事が出来ない天然資源を素材にしている以上、単なる部屋の飾りにしてはならない、そうワタシは思っています。

今日は日差しが暖かくて嬉しかったです。
J-45 のヘッド塗装は今日も塗膜硬化待ちです。ね、けっこう面倒でしょ?
その間にアイバニーズのユーズド・エレアコベースのヘッドの作り替えをスタート。
まずは元のペグ穴の埋木加工から。
そして次は縦方向へ面積を拡張する為に接ぎ木加工してます。元のペグロケーションとは全く異なる設定になる為にかなりのヘッド面積を確保しなくてはいけません。
この次に行なうのは元のヘッドの両側面をバッサリカットしてセンター部分を残すのみの状態に加工してから両サイドに接ぎ木加工します。その次がヘッドのトップ面と裏面にもつき板を貼って、ヘッド厚も高めます。これは元のヘッド厚が薄くてギターのヘッドと同じ厚しかない為です。
その次の行程では拡張したヘッド面に新たなペグレイアウトを施してからヘッド外周のデザインで形状加工し直します。
設計はまず骨格ありき。その上でのデザイン処理。これが正しい楽器の作り方です。
デザイン優先で形状を決めてからそこに収まる様にペグを設置する何て、全くの論外です。
エレアコベースに望まれるサウンドをイメージしてそれを逆算設定して作り替えているのです。
取り敢えず、どんなふうに作っても音は出ます。でも音楽的に望まれるサウンドでなくては何の意味も無い単なるモノになってしまいます。
人間が作る事が出来ない天然資源を素材にしている以上、単なる部屋の飾りにしてはならない、そうワタシは思っています。
















