最近TVなどでも取り上げられている不活化ポリオワクチン。
三女と次女(次女は生ワクチン1回接種済み)、1回目を接種してきました。
もう何ヶ月も前からずっと迷って考えてきたことなので、とりあえず1回接種できて、少し気が軽くなりました。まだ終わりではないけど。
現在、この不活化ワクチン、広島では接種できません(たぶん。ひっそりやってる病院があったらぜひ教えて!)。なので、今回は福岡県は宗像市まで行ってきました。
お金と時間をかけて福岡まで行く必要があるのか。当然不活化ワクチンは全額自費。
生ワクチンにすれば無料で近くの保健センターで接種できるのに。
だけど、どうしてもポリオ生ワクチンは腑に落ちなくてね・・・。
日本で普通に生活していれば罹らない病気。予防のためのワクチンでポリオを発症する人が毎年数人いるという事実。
450万分の1とかいう数字はデタラメらしく、正確には何十万分の1程らしい。決して高い確率ではない。
どこかの医者は、「生ワクチンで麻痺になるより、交通事故に遭ったり、重い病気にかかる確率のほうが高いですよ。。」と。
それもその通りだと思う。
それに、副反応があるのはポリオだけじゃない。他のワクチンだって重篤な副反応が起こる可能性はある。
じゃあ、なぜポリオだけどうしてこうも引っかかるのか?
それはやはり、他の安全なワクチンが、ポリオを発症することがないワクチンが存在するのに、それは使わずに、危険性の高いワクチンを使い続けているというところに尽きる。
確率の問題じゃない。何十万分の1って言っても、その「1」は親や家族にとっては誰にも代えられないたった一人でしょ?
厚労省は国産にこだわっているみたいだけど、ヒブも肺炎球菌も輸入でしょ?
国内メーカーで開発中っていうけど、開発してるのは4種混合(三種混合+ポリオ)でしょ?それは、すでに三種混合を接種した子供には使えない。
だからどうしても単独のポリオワクチンが必要になるのに。開発もしないし、輸入する気もない。
どうしても、いろんな利権が見え隠れします。
決して不活化ポリオワクチンを受けましょうって言ってるわけじゃない。
生ワクチンを接種する人もいる。国産ワクチンができるまで待つという人もいる。そもそも予防接種自体を受けないという人もいる。いろんな選択がある。
だからせめて、みんなが正しい情報をそこまで苦労することなく入手することができ、そのうえで選択する自由が欲しい。不活化ワクチンを希望する人にはそれを選択する自由を。現状は選択したくても、地域格差、経済格差がありすぎる。
子宮頸がんワクチンが大切なのもよくわかるし、公費で受けられるようになるのはありがたいこと。
だけど、まずは赤ちゃんのためのワクチンを。国全体の免疫維持のために赤ちゃんが犠牲になるのは辛すぎます。
さて我が家、次回は1~2ヶ月後に接種しなくてはいけません。
不活化ポリオワクチンって、トータル4回接種するのがベストなのです(ヒブや肺炎球菌と同じ)。3回目や4回目は広島で接種できるようになるといいな。
次は2月に行く予定。観光のついでに、ちょっくらチクッと行ってきます!
朝は5時半に出発。午前8時の関門海峡。