ノリが悪いからなのかな? 結婚の話題を聞かれなくなった(笑) | 鶴田真由応援ページ

鶴田真由応援ページ

女優・鶴田真由さんを応援するサイト(ミラー)です。

Muffin 2000.8月号


 メイクルームの机に何気なく置いたバッグからは新しく始まるドラマの台本、編集部がお願いしていた”今、いちばん刺激を与えてくれる”写真集やビデオ、そして自分でやりたいことをプレゼントするための企画書etc。バッグの中には、鶴田さんが発信したくてたまらないことがギッシリ詰まってました。

「近ごろ、なんだか時間の流れがメチャクチャ速くなっちゃってるんですよ。ハイスピードのフイルムで撮影しているみたいに、1秒間に詰まっている”現実”が濃密なの(笑)。その流れに、考えをまとめる時間が、追いつかないぐらい」

ただいま、ホームページ立ち上げ中!
自分の”生”を伝えるメディアが持ちたかった

 見慣れたセミロングが、いつの間にか胸元まで波打つロングヘアに変わっていた。けれど鶴田さんの印象を変えていたのは、そんな外見だけのことばかりではない。今までなら、投げかけた質問に対して、まるで考えることを楽しんでいるかのように、ゆっくりと言葉を返してくるやりとりが、やはり”メチャクチャ速く”なっているのである。伝えたいことが、次々と溢れ出てくるように。「今、自分のホームページを立ち上げ中なんですよ!」

 創作課程もすべてお見せしてしまおういう趣向の、そのホームページは、もう公開されているのだという。
「今のところは、今年の誕生日から書き綴っているダイアリーと、これからどうしようかというスタッフとのやりとりと、プロフィール、近況といった大まかなものなんですけどね。これからぜひお会いしたいなと思っている人たちとの対談や旅のメモリーなども増設していく予定なんです。 そもそもその動機は自分の”生の声”を発信するメディアを持ちたかったから。自分の考えを伝えたいと思っていても、いったんテレビや雑誌を通してしまうと、言葉がはしょられたりして、”生”が伝わらない。断片だけだと、伝えたかったことと違う意味になってしまったりするんですよ。 一方で、それもアリだとは思うんです。けれど、何かひとつ自分のメディアを持っていれば、ストレスのかかり方がずいぶんと違うような気がして。根拠のない報道にも、多少は太刀打ち出来るかも知れないし(笑)」

 鶴田さんが”肉声”にこだわるのは、言葉の重みというものを痛感しているからだ。同じ言葉でも、脈略が変われば意味が変わる。彼女から返ってくる言葉には、熟慮の断片が垣間見えるのだ。たとえば、いつもより早口のインタビューであっても。
 「内面を旅する時間が過ぎて、今は実行の時なんだと思うんですよ。いろいろなことがタイミングよくそろってくるんです。今やらなきゃって、体が自然に動いてくる。ストレス? ありますよ。”あ~、なんでこんなに時間がないんだろう。やることは山ほどあるのに””あ~、なんでこんなに時間がかかるんだろう。やりたいことが山ほどあるのに”って、その焦る気持ちがストレスになる。時々、整体や鍼治療に行かなきゃやっていけない。お風呂にバスソルトをザーッて入れたりもして(笑)」

 文字通り目を輝かせながら、夢を語る鶴田さん。
けれど、ふと思いたったことがあった。匂い立つような、妙齢の女性だというのに、そういえば、近ごろ、めっきり”結婚”を語る記事を目にしなくなった。
「時々ありますよ、やっぱり。でも、ノリが悪くて、記事にならなかったのかもしれない(笑)。話が続かないですし」 そして気持ちよく、笑顔!
 「娘とダンナ様を取り合う家庭がいい、なんて言ったこともあったんですよ。でも、人って変わるものだから(笑)。もしかすると(結婚)しないかも知れない・・・・・なんてね(笑)。 決して、結婚したくないわけではないんですよ。でも、いわゆる結婚願望といものがないんです。パートナーは欲しいけど、それが結婚という形でなくてもいいのかもしれない、と思ってるんですね。今の理想はお互いに外に向かって発信していながら、内側ではものすごくシンクロしている----そんな状況があればいいな。その先にもっと穏やかなものを求めるようになって、それが結婚という形になるのであれば、迷いもしないでしょうね。 でも、今は、自分の世話だけで手一杯な状態で。ペットすら飼えないぐらいのありさま何ですから!(爆笑)でも、何が起こるかわからないですよ。何せ最近は”魔性の女”ですからね」
 最後に、週刊誌のネタをあげて、いたずらっ子のような視線を投げてよこした。
気持ちの高まりとタイミングを大切にする彼女だから、”その時”がきたらためらわずに進むに違いない。