「いらっしゃいませ。どうぞご覧ください」
新人さんは教えられたとおり笑顔で話しかけます
お客様はチラッと自分を見て一言
「見せてください」
…この続きはどうしたらいいのか?
何を話したらいいのかわかりません
頑張って話かけないと、そう思って「こちらはオリジナルブランドの新作です」商品を紹介しても無視されてしまいます
そして、何度も何度もおなじことが繰り返されると、新人さんの心は折れてしまいます
私も若いころは、お客様と何を話したらいいのかわからずいつも困っていました
先輩は、ポスの打ち方や包装のやり方は教えてくれますが お客様と話すネタとか間の取り方など教えてくれません
先輩の接客を見たくても店舗の来店数が減っているいま、そんな機会はほとんどありません
だから、唯一話ができる商品の説明をして無視され、どうしていいのかわからなくなります
コロナ禍以降、時代が変化するスピードは加速しました
10年、20年前の成功例はそのまま使えなくなっています
昔のお客様は欲しいモノがありました。今のお客様は欲しいモノがありません
昔の販売と今の販売は仕事の中身が濃くなり、必要な知識、技術、スキルも増えました
じつは雑談すると、買上げ率がぐっと上がることがわかっています
接客販売では雑談力が必須のスキルになりました
雑談力を着けるには、そうだ雑学がいっぱいあったらいい!!
そう思った私は「○○の雑学」を読み漁ったこともありますが失敗ばかり
雑談はお客様に興味を持つとできます
お客様がご機嫌になるネタをたくさん見つけることができます
新人さんは、店舗での具体的な行動とその意味を教えてあげると実践できます
大切なスタッフの力を伸ばしてあげてください♪
★この記事は『販売力をあげて売上を増やし、リピーターを増やす方法』から転載いたしました
接客販売コンサルタント 前田妙
日本ジュエリー協会認定 1級ジュエリーコーディネーター
日本真珠振興会認定 シニアアドバイザー
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