30年前、バブルがはじけた年、私は宝石サロンを辞めて販売請負の会社をはじめました
思い出すと…世間知らずもいいとこ(;^ω^) 世の中の状況を読めたら絶対起業してないでしょう
若くて世間知らずだからできることってあるんですねー(笑)
当時はまだバブルの残り香がありまして、まだ宝石業界はそこそこ業績をあげていました
デザイナーがうじゃうじゃいて、展示会は先生だらけ。デザイナーのジュエリーショーもありました
でっかくて美しいモデルさんたちが、ジュエリーを着けて歩く姿はかっこよかったです
こちらはジュエリーデザインアワード2013に新人大賞を受賞した「オーロラの心」
このくらいボリュームがあると、ちゃんと認識できるのですが指輪になると見えないー
ジュエリーのショーは難しいですね
一般のお客様向けのショーもこんなイメージで
デザイナーさんの作品を着けたモデルさんがお客様の席をまわりポージング
作品を着けた状態で見れるのでイメージがわかるから、見たお客様から注文が殺到したのか!?わかりません
私の記憶に残っているのは…
「モデルさんはデカイねぇ、さあ終わったから帰りましょ」 ささっと会場を後にするお客様たち
こういうショーはお客様にとって自分事じゃない、関係がないので、見物して終わり
それどころか、モデルさんみたいに背が高くないわ、指細くないわ、きれいじゃないから…とマイナスになることもあります
ショーの目的が「ドヤッ」ということならいいと思います
もしも目的が「売上」だったら、違うでしょうね
人は自分に関係ないことに興味を持ちません
ジュエリーコーディネートで、いろいろな着け方を提案してくださいというお話を頂くことがあります
ジュエリー(モノ)の扱いは、そんなにバリエーションはありませんし、お客様の反応もいまいちなので私はお断りしています
これとあれを重ねて着けるとか、昔はパールのネックレスにペンダントネックレスを絡めてステキとか言ってました
そんな面倒なこと、お客様はしません
私がやっているコーディネートアドバイスはお客様個人の体型やファッションに合わせたジュエリーの選び方です
これだと自分のことなので、お客様も喜んでくれます
今日はお客様目線にたって考える日にします♡
※画像はジュエリーコーディネーター誌62号からお借りしました
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