一つ一つのの仕事に魂を! | ブログfull strange! ~常に全力を尽くす~

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takechpです

建築の仕事にたずさわると
すぐに、【図面】というものに触れます

当たり前の事ですけど。。。

僕は、この【図面】の認識について甘くみてました。。。

というのは、
僕は現在住宅の新築を考えています。

建築の間取りや外観を決めるため、
妻と建築デザイナーさんと打ち合わせしました。

建築現場に関わっている身でありながら、
いざとなると、なかなか迷うものです。

「リビングがこの辺、玄関がこの辺で、水回りが...」とぼやけた感じにしか言葉がでません

我ながら驚きました

今まで何百という物件に、たずさわってきたはずなのに
自分が客ということで【立場が入れ替わっただけ】で、
全く言葉がでないのです

結局最初に決めていった

LDKと水廻り
2階に寝室とウォークインクローゼット、子供部屋が2つと収納、あとサンルームがほしい

とだけ、伝えられた程度でした...

何百回かかわろうと
そのかかわり方、受け取り方、自分のおかれた状況によって、
全く、アウトプットが変わったのです。

最終的には、
僕と妻の曖昧な単語を、ベースの設計にのせる感じに話がすすみました

ここでも、【新たな気づき】がありました

作り手の僕側だと、どうすれば使いやすいだろうか?
より機能的に便利につかうには?
と効率化が重視でした。

ところが、デザイナーさんの意見とイメージを聞くと

僕が選んだ土地は南側道路であること。
南側、とくに南東が家の中でもっとも日が当たりが好い場所
そこを上手く活用したいとのこと。

それに加え、
東側には簡単な庭のようなスペースがとれそうなので、
そこを眺められるように配置がしたいとのこと

二階の間取りの日当たりなどを考えれば
階段は西側にもってきたい...など

一つ一つに理由と説明があり
僕らが住んだ時に、より良い満足がえられるように考えてくれていました。

それで、僕たちがわかりやすいように、納得できるように
何度も部屋の配置を書き直してくれました

そんなこんなで、
おおまかな部屋の配置は決まったのですが、

僕は、今まで【図面】というものを軽く見ていたことに気づかされました。

なにげなくわたされていた【図面】というものは、
お客さんと建築デザイナーさんとの間で
これから何年も生活するであろう【家】というものに対し、
知恵をふりしぼり考えられた

【結晶】

であることを、痛感させられました。

その【結晶】をさらに研ぎ澄ませ、
プロの職人という立場から、専門の知識でさらに肉づけして、

【磨きをかけ、輝かせなければならない!】

つまり、

「一つ一つの仕事に魂を込める。。。」

なぜなら、
そこには明るい未来と生活に期待を膨らませ
実際にお金を支払ってくれる【人】がいるから

当たり前ですが、
手を抜くなんて事はできませんよね!

【一つ一つの仕事に魂を込める】
視点と立場がかわれば、

自分が今まで感じてきた感覚とはまるで別の世界がみえます...

営業をする時、
人の話を聞くとき、
仕事をする時、
改めて、日々おこなっている事を深堀して多角的な視点で見直し
その重要性を再認識してみてはいかがでしょうか?

その積み重ねの先に、誰もたどり着けない圧倒的な差がでると僕は思います。