何を今更、という感じですがキャンプから帰ってきて気になる選手の過去を調べていたら心の闇のような記事を見つけてタイトルのような思いを抱いたのでした。
気になった選手とは中川颯選手。
爽やかな甘いマスクと美しいサブマリンで早くもベイスターズファンの心を掴み始めているプロ4年目25歳。
私とそして一緒にキャンプへ行った友達もご多分に漏れずその笑顔にメロメロになりました。
だってこの笑顔ですよ!(この写真がお気に入り)
さすがオリックス産!!
2020年ドラフト4位で立教大学からオリックスへ入団。オリックスには三年間在籍しています。
2022年の秋、戦力外通告を受けるも育成で再契約。2023年シーズンはウェスタンで圧倒的な成績を残していたが支配下契約はされず2023年秋再度の戦力外。支配下から育成契約になった選手はかならずリリースされますが中川颯選手は再契約されず(もしくは本人が希望せず)、ベイスターズが声をかけて晴れて支配下での移籍になりました。
オリックスに在籍していた期間、オリックスファンも訝るような球団と本人の関係が垣間見えたらしい。
キャンプに参加せずに舞洲に残ったり、圧倒的な成績を残しても支配下に戻らなかったり、そして退団時のコメントは「いい思いを一度もしていない、悔しくつらい3年間でした。それでも、これからの人生にとっていい経験になりました」というもの。
この記事も色々考えてしまう。
以前からオリックスでは人間関係で悩んでいたらしいという話は見ていたのですが、横浜市出身で桐光学園→立教と関東育ち。関西の空気が合わなかったのかな?なんて軽く考えていました。ベイスターズなら故郷のチームだし家族やお友達も多いでしょうから丁度良かったね、くらいの気持ちで歓迎していたのです。
しかし調べれば調べるほど相当頑固で、よく言えば自分に正直で過剰なまでの真っ直ぐさと真面目さを待ち合わせた性格、中々難しい面もあったのだろうなと推測されました。
人間関係ってちゃらんぽらんな人の方がうまくいきますよね。だって相手の考えなんて読めるわけないんだから切り捨てられるくらいの方が良いんですよ。私も昔はそれができずに苦しみましたが今は大分乗り越えました。
さて颯投手に話を戻します。
オリックスと合わなかったという話ではなく、どうも極度の真面目さが元々の性格としてあり、それが自分を苦しめているのはプロ入り前からだったと分かる記事がありました。
この記事は読んでいて苦しくなりました。
ドラフト前、苦しくて仕方なかったと告白している颯選手。
六大学のXアカウントで彼のドラフト前のコメント映像がありましたが自信なさそうで記事を読んだ後では苦しさをひしひしと感じてしまった。
https://x.com/big6_tv/status/1320640060736245760?s=46&t=rvEdGD8fQpHaRcdapkGZaQ
そして先の記事は一年目のキャンプの時ですが「今は楽しい」と表現していた彼が三年後の秋に「悔しくてつらい3年間でした」と総括してしまうことを考えると一人の青年の苦悩に心が乱れてしまいました。どのような表現をすれば良いのか分かりませんが切なかった。
ベイスターズの入団を喜んでくれた颯選手。自分に正直な彼が満面の笑顔で受けていた入団会見は本当に心から喜んでいたのだと思いました。
そしてキャンプの映像からも今は楽しくやれているんだろうな、と思っています。
おちゃらけた雰囲気を出している公式の映像からは記事にあるような性格は全く見えません。
しかし3年前のキャンプでは彼も楽しくやっていたのです。プロの世界は厳しいでしょうから色んな躓きがこれからもあると思います。生真面目で自分に厳しい彼が自分を追い詰めすぎないで壁を乗り越えていける環境がベイスターズであったならばこれ以上嬉しいことはないです。
家族もいる地元の球団で花開き、活躍して、ずっと未来に引退する時に「楽しかった」とプロ野球人生を総括してくれることを願って応援していきたいと思います。
少し感傷的に書きましたが、私は明るくサラッと応援したいと思っていますので、こちらは色々調べたメモとして残したおきますが、今後は「爽やかでカッコいい!」、「サブマリン美しい!」とミーハー路線でいきます。
ただ記事を読んで感じたことは忘れないで心の奥にしまっておきますね
この握りはシンカーですかね?真似したら中指と薬指が裂けそうでした
本当にイケメンだと思います(ミーハー)。
中川颯ファンもっと増えろー!