Author 田中幹章(C) initially appearing on 13th Dec.,2009.Imitation of this essay prohibited.
アナタは最近感動で涙したことがありますか?
生まれつき左足がなく、義足をつけて生活している熊本県の小学4年生、藤崎
未夏さんの作文が、障害者週間にちなむ『心の輪を広げる体験作文』コンクール小学生部門で、総理大臣賞に選ばれたと言う。
小学4年のその女の子は生まれつき左足がない。幼い新入生たちが義足を見て『偽物の足だ』と心無いことを言う。
彼女は当然傷つき、担任の先生に相談した。
先生は『1年生に足のことを話して
みようか』と提案する。
少女はそれを受け入れて1年生の教室を訪ね、目の前で
義足をはずして、足がない理由や自分の気持ちを自然体で説いた。
これが粗筋。
時は今、クリスマス月間。感動の涙で心を洗いたかったら、全文読んでみることをオススメする。
※首相官邸のHPで鳩山内閣のメルマガ第9号から全文転載
平成21年度「心の輪を広げる体験作文」小学生部門内閣総理大臣賞
[気持ちを伝えたい]
熊本県阿蘇郡 南阿蘇村立久木野小学校4年
藤崎 未夏(ふじさき みか)
私は、生まれつき左足がなくて、義足をつけています。学校生活の中で、足がいたい時やプールの時など義足をはずす時があります。
四月になり、一年生が入って来ました。一年生は、まだ入って来たばかりで、私の事を知りませんでした。
五月に運動会の練習が始まりました。体育館での練習の時、半そで半ズボンにはだしでダンスの練習をしていました。半ズボンだったので、義足をはめた足が目立っていました。その時、一年生が何人か集まって、
「にせ物の足だ」と言いました。私は、すごくいやでした。今までも、同じような事を言われてきたからです。だから、いつも足が見えないように、長ズボンばかり着ていました。そして、いろいろ言われるのがこわくて、にげるように義足をかくしていました。本当は、何を言われても気にせずに、どうどうとしていたいと思っていたけど、その勇気がありませんでした。だから「にせ物の足」と言われた時も、がまんしていました。
授業が終わり、担任の先生に相談しました。先生は、
「一年生に足の事を話してみようか」
と言いました。私は、みんなの前で話せるか、自信がなくてまよっていると、先生が、「話してみようよ」
とはげましてくれました。
その夜、私は一年生に話す文を考えました。内容は、「どうして足がないのか」とか、「みんなと同じことが出来る事」とか、「義足をはめた時は、どんな感じなのか」など、一年生にも分かるように書きました。
一年生教室に話しに行きました。三人の友達が、一しょに来てくれました。
一年生は、私の話しを、
「すごい。」
と言って聞いていました。その後、みんなの前で義足をはずした姿を見せました。一年生は、びっくりした様子で私を見ていました。その時私は、「やっぱりここでやめようかな」と思いました。でも私は、勇気を出して見せたり、質問をうけたりしました。その質問は、
1「走っている時義足は、はずれないの」と
2「手じゅつをする時は、いたくないの」
などの質問です。その時私は、こう答えました。1つ目は、
「ゴムみたいな所がすべり止めになるから、はずれません」
と答え2つ目は、
「ねむっているから、いたくないです」
と答えました。
一年生に、義足の事を分かってもらうために、話をして、いやだった事とか、分かってほしいこととか、自分の気持を伝えられたし、一年生の気持ちもよく分かったのでよかったです。これからは、「にせ物の足」と言われないと思うと「ホッ」としました。
勇気を出して話をしたことで、少しずつ自分の気持ちが変わりました。いやだった半ズボンやスカートがいやじゃなくなり、どうどうとできるようになりました。
今では、一年生とも仲良く遊んだりしています。だれも「にせ物の足」と言わなくなりました。
先生や友達から、勇気をもらって、自分の気持ちを一年生に伝えられました。ありがとうございました。これから、新一年生や新しい友達と出会った時は、勇気を出してどうどうと、自分の気持ちを伝えたいです。
完
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