大瀬良、九里、小園の3人が契約更改。 | 広島カープをこよなく愛する、場末書店店長の日記(仮)

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 大瀬良は3年の複数年契約の2年目、1億8千万での現状維持で契約更改。春先の好調さとは裏腹に、後半は成績を落として2度の登録抹消。個人的に大瀬良本人の責任と言うよりも、開幕から球数を多く投げすぎたせいでの失速、2度の抹消もファームで調整登板なしなどの首脳陣の運用の失敗だと感じています。

 

 確かに開幕当初はリリーフが不安でしたが、それでも投げさせすぎた印象が強く、抹消に関しても最短で戻すことを最優先させた結果、状態は全く上がってこずにただ投げ続ける姿は痛々しかった。それでも責任感の強い大瀬良は一番悔しい思いでいっぱいでしょうから、来季は貯金を作れる投手に戻って来て欲しい。

 

 

 こちらも3年の複数年契約の2年目、1億4千万プラス出来高で契約更改となった九里。昨年は最多勝を獲得して、今年は更なる飛躍を期待するも6勝9敗と借金3とは。持ち味のはずのゾーンで勝負できず、四球から崩れるパターンが多かったように感じます。気持ちと技術のギャップに苦しんだ1年だったように感じます。

 

 成績は伴わないでしたが、抹消無しで先発を外されてもリリーフ登板するなど、そういう面ではチームにはしっかり貢献したと捉えるべきでしょうか。来季は首脳陣が変わり、ローテー再編を含めて、新戦力が加わるなどまた競争が激化しそうですが、相性のいい坂倉の捕手復帰で良い方向に向くことに期待したい。

 


 そして野手では小園が1千9百万アップの ほぼ倍増の4千万で契約更改。もう完全に遊撃手のレギュラーで、チームの顔と呼んでもいい存在に成長してくれました。開幕当初は1割台に低迷した打率も、2割6分まで戻してきたし、入団当初の雑な感じな守備もかなり高いレベルで安定感を増してきたように感じます。

 

 守備ではライバルの矢野の出現したが、打撃面では追随を許さず。しかし積極性ある打撃の反面での出塁率の改善や、長打力や盗塁面などの物足りなさもあるけど、まだまだ伸びしろが計り切れない小園なだけに、将来の目標としてトリプル3を狙えるぐらいの高いレベルを目指して取り組んで欲しいですね。

 

 レギュラークラスの選手が最低でも前年のベースをキープ、もしくは上積みがないと順位を上げていくのが難しい。複数年契約の高額年俸選手はその辺りの自覚は強く持つべきだと強く感じます。特に来季は首脳陣が新体制となるので、自らのポジションを守る為にも奮起して欲しいと願う場末書店の店長でした。

 

 

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