早くも第3の新外国人獲得へ。 | 広島カープをこよなく愛する、場末書店店長の日記(仮)

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 早くも3人目の外国人選手の補強のニュース。左腕のニック・ターリー、今季3Aで43試合登板、1勝4敗5S、28ホールドで防御率が5.02。この数字だと大丈夫かと言いたくなるけど、43イニングで60奪三振、奪三振率は12.55。今年の栗林の13.93と比較しても遜色ない成績と言えるかも知れません。

 

 でもそれだけの奪三振率ながらもこの防御率を見ると、いい補強という期待よりも、大丈夫かと言う不安の方が大きい。しかもリリーフでの獲得だとするとバードとポジションが被ってしまう。バードは終盤では欠かせない活躍を見せたので残留させると思っていたのですが、ターリー獲得でバード放出を考えているのか。

 

 バードは左の主力打者へのワンポイント起用がハマりましたが、失点した試合自体は少なく、そこで大量失点しているので確かに防御率4.57と合格点とは言えない数字。まあワンポイントよりも1イニング任せられる投手が欲しいのは確かだけど、今季の経験は必ず来季に生かしてくれるのではないかと考えます。

 

 ターリーはハマらなかった時の保険と言っては失礼かもしれないが、バードは残す価値があるのではないでしょうか。あのスコットをいくら安い年俸だからと1年残留させたことよりも、十二分に価値のある残留になるはず。そして何よりも他球団に行って活躍しそうな雰囲気もあるのがもっと怖いところだったりしている。

 

 そもそも投手よりも打者を獲得するつもりは無いんでしょうかね。MLB挑戦が現実味を帯びてきた誠也の強肩で三塁進塁をストップさせていたあの守備力は、下手すると4番打者を失うよりも大きな脅威だと思っています。攻撃力と守備力の低下に歯止めをかけるには外国人野手2人体制じゃないでしょうかね。

 

 いくら投手を充実させても一歩も二歩も遅い投手交代を繰り返しては勝てる試合も勝てません。僅差の試合をリリーフで逃げ切る野球は理想ですが、失点はある程度は覚悟してでも攻撃力に特化して点差を広げてリリーフの精神的負担も軽減して勝ちを拾う野球もあっていいのではないでしょうか。

 

 今は秋季キャンプの真っ只中、選手たちは来季への飛躍を信じて厳しい鍛錬を積んでいる。首脳陣はまず自分たちの理想の野球を追いかけ続けた3年間の反省から始めて欲しい。そして現状の戦力の底上げと、新戦力の融合で勝ちに繋げる采配の最善手を常に探して貰いたいと願う場末書店の店長でした。

 

 

 

 

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