せっかくですので、昨日の続き として株主総会で行われた手順を、書いておきます。


1)議場封鎖

2)議長による開会宣言(場合によっては事務局が行う)

  ・発行済み株数と株主数

  ・出席株主と議決権個数

  ・定足数の確認

3)監査役による適法宣言

4)決算数字の報告

5)個別議案の審議(例)

  ・利益処分

  ・取締役の選任

  ・監査役の選任

  ・退任取締役への慰労金贈呈

  ・定款変更

  等々

6)終了宣言


まず、議場封鎖。これはその時点での出席者を決めて、決議に必要な議決権個数を確定するためです。

次の開会宣言は、総会が成立する要件を満たしているかを確認するものです。


三番目の監査役による適法宣言は、会計監査および業務監査を行った結果、適法であるという監査役としての証明で、この証明があるからこそ、決算数字は報告でよいのです。


次に個別議案の審議ですが、何がなくとも利益処分については決議が必要です。全額次期へ繰越をし、配当は行わない場合もあります。


取締役・監査役の選任は、それぞれ任期に応じて行います。最近では取締役の任期を1年にして、毎年重任するれいもあるようです。監査役の任期については法定で4年と決められています。


また退任する取締役・監査役について慰労金を支払う場合は、総会で決議します。ここの額については「取締役会へ一任いただきたい」とする場合もあります。


最後の終了宣言というのは、結構大事です。きちんと終了しないと総会の延長を取られ、緊急の動議がかかったり、本来、総会の場で取締役が果たすべき「説明義務」違反と主張される可能性があるからです。


週末起業では、とりあえずは個人事業主として活動を開始し、軌道に乗ってきてから法人化を検討するというのが王道ですが、いざ法人を作ろうとして、あわてないために書いてみました。お役に立ちましたでしょうか。


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もっと勉強したい方は

中島 茂
株主総会の進め方

今日は本業の方で、一年に一度の株主総会とその後の取締役会がありました。


最初の会社では取締役会や、執行役員会の事務局をしたり、議事録のテープおこしをしたりして、上場企業の取締役会ってこんな話をしているんだと、いろいろな意味で感動したりしていました。余談ですが、一部上場企業の取締役会の中にも、見識のある人、声だけが大きい人、何もしゃべらない人、いろいろな人がいました。


次の会社では、上場前でそれまでろくに取締役会もやってこなかったところを、議題も考え、資料も揃え、なおかつ事務局として出席して、社長からの確認に「それで結構です」なんてやっていたものですちょっと自慢 ^^;)


それなりに緊張感はあったものの、「あー、こんなものなんだ」という感覚があり、自分が取締役になったとしても、まぁ何とかなるだろうと(不遜にも)思っていたものです(恥)。



が、見るとやるとでは大違い!でした。



「取締役としての責務の重さをあらためて感じる」というのではなく、ある意味セレモニー的な雰囲気の中で、「決まりきった役割を淡々とお互いにこなしていく」、そのプロセスが疲れてしまうのです。また、末席の取締役として、ある意味、事務局の代表として取締役会に参加している以上、会の進行が滞った場合の収束を自分がしなければならない、そんな意識もあるようです。


もちろん、いま流行りのITベンチャーでは、もともと創業時からの経営陣だったり、若い人が多かったりするとまた雰囲気が違うのだと思います。そんな「やり方だから時代のスピードについて来れないんだ!」という声も聞こえてきそうです。



でも、今日あらためて思ったことは、「いまやっていることは、商法における株式会社がすべき必要なことを、基本に忠実に行っているのではないか」ということ。


ピカソの不思議な絵の下地には、群を抜く基礎技術があったとも言われるように、基本ができていなければ、その先の飛躍もないのではないか、そんなことを考えていたセレモニーでした。


ブログが今年の流行語大賞 のトップテンに入ったのは、ご承知の通りです。


後から振り返ると今年は、インターネットにおける情報発信の、エポックメイキングな年になるかもしれませんね。


ブログでアフィリエイトをやって、月収30万円なんて景気の良い話もあって、開設する人が増えているようです。総務省発表では開設者数が473万人 (9月末現在)という報道もありました。

これだけ増えてくると、アフィリエイトで稼ぐために、とにかく訪問者を増やすことを目的に、本当なのかどうか怪しい記事が増えてきます。比較的アメブロは、その手のブログは少ないようですが、それでも「荒らされてきた」という印象を持ったブロガーの人たちがいるようです。


ブログが情報伝達とコミュニティの革命を起こしつつある、その点についてはまったく否定もしないし、逆に良いことだと思っているのですが、これから先、私たちはネットの匿名性を前提に、記事の真贋を見抜く能力を持たなければならない、そんな時代が来ているような気がしています。


だからこそ、直接会ったり話したりする機会の重要性が、今まで以上に増えていくのでしょう。直接会ったときにメッキがはがれることのないように、自分の中身を磨き続けていかなければ。そう感じた一日でした。



おまけ

副業ネットワーク研究会
家にいながら月30万円!ブログで楽に儲かる方法

テーマとして掲げたにもかかわらず、全然かけていなかったテーマ「趣味(ゴルフ)」。


趣味を趣味としてだけ書くと、全くつまらない自己満足なものになってしまうので、結局、週末起業に関連する話題になってしまうのですが・・・・・・。


ゴルフをされない方でも、タイガーウッズという名前はご存知だと思います。タイガーウッズはご承知のとおり、2005年に賞金総額10千万ドルを超えた、スーパースターですが、彼にもハンクヘイニーというコーチがいます。


巷間イメージされるコーチ像と言うのは、アタックナンバーワン(年がばれる)や、エースを狙えのスポ根漫画のコーチ像だったりしますが、ここには「コーチが選手を叱咤激励して、水準を上げる」というイメージが強く出ています。


たしかに、ある水準までいくまではコーチが引っ張りあげるということが必要でしょう。ビジネスであればコンサルティング、スポーツであればトレーニングにあたると思います。


ではタイガーウッズとコーチであるハンクヘイニーの関係は、そういった上下の関係なのでしょうか。答えはご想像のとおり、NOです。


そもそも、現時点で世界NO1のウッズに、技術的に今以上のことを教えることのできる人はいないわけですし、実際ウッズは前のコーチであるブッチハーモンと契約を終了した後は、しばらく自分ひとりで練習をしていました。


いろいろな雑誌などを読んでいると、タイガーとコーチの間には、人間的な信頼関係があり、技術云々というよりも、お互いのコミュニケーションの中で、ウッズ本人に気付きがある。

この気付きのために、ウッズはヘイニーと契約しているのではないかと思うのです。


ビジネスにおけるコーチも、全く同じです。自分では気付かない部分を気付かせてあげることができる。そして一緒になって考え、応援する。そんなスキル・態度を身に付けたいと思っています。



週末、週末起業フォーラムでお世話になっているIshiさんの無料コーチングを受けてきました。


Ishiさんは、まんもちの会 という週末起業家が集う会を3年近く運営されてきている方で、ご自身の週末起業はコーチングをされています。


まず、Ishiさんの基本スタンスとしては


・対面でのコーチングを基本とする

・フォーマットを決め、最終的に文字として落とし込むことを目標とする

・期間は2ヶ月で5回

・毎回のフィードバックとして、コーチがまとめたものをクライアントへ提供する


ということで、電話(Skypeを含む)を中心とするコーチに比べ、手間もかけるコーチです。モデル的には、時間的成約から、担当できるクライアントの数が制限されるので、儲けるという観点ではおいしくない(笑)モデルです。


でも、いろいろやってこられた上での経験から、導き出したやり方であり、ご自身の哲学として今の形を取られているそうです。


で、やってみた感想としては・・・・・・


まず、質問の仕方というか、導入の仕方が自然でした。それから、各種ワークシートが提供されることで、イチからやりたいこと、目指したいことを明確化したいというクライアントには合っていると思います。


そして、


フィードバックが送られてくることで、自分の中で2度めの振り返りができる

ということが一番、良かったように思います。


いろいろなやり方があるものだと、改めて感心した次第です。とりあえず、当面のコーチはIshiさんにお願いをしてみようかなと、今は考えています。



コーチングだけでなく、執筆代行でもコンサルティングでも、どんどんインプットしていかないと、レベルを維持することすらできない。そういう意味では、過酷な稼業です(笑)
興味を引いた本は、「ここでしか出会えないかもしれない」と思って、どんどん買ってしまい、そこでなんとなく一仕事終ったような気がして、家中に本の山ができつつあります。

ひどい時には、この本買ったっけかなと思いながら、もう一度買ってしまったりするので、少なくとも「コーチの分野」で読んだ本については、記録しておきたいと思います。



今回はCoach21のコーチング選書5「コーチングマニュアル」です。なお、私はコーチ21の回し者ではありません(笑)。


コーチの養成機関について、いろいろなことを言う人がいますが、最後は自身の感覚で選ぶしかないと思っています。「答えはクライアントの中にある」のですから。余談ですが、コーチ・トゥエンティワンの卒業生の方でも、同社のやり方を快く思っていない人もいます。


さて、今回の本の感想です。


本の装丁がしっかりしている割には、気軽に読める本です。

コーチングで使うスキルや、進め方以前の心理学の理論なんかも、ごく簡単に触れられています。


どちらかというと、コーチ駆け出しの人がセッションの前後に振り返って、次回以降のセッションのレベルアップを図るために、参照するのに使える本だと思います。


勝手格付け


1.読みやすさ:★★★☆☆

2.価格:★★☆☆☆

3.対象レベル:コーチ入門者



ソープ&クリフォード, コーチ・トゥエンティワン, 桜田 直美
コーチング選書5 コーチングマニュアル

私の尊敬するコンサルタントに吉田繁治 さんという方がいます。


吉田さんはまぐまぐで、ビジネス知識源というメルマガを発行されているので、ご存知の方も多いかもしれません。毎回A4で20ページ(!)近くの量で、読むのに気合のいるメルマガです(笑)


一番最近の記事 (12/14号)で、わが意を得たりと思った内容があったので、ご紹介します。

標題は「仕事のできる人の習慣(4)」ですが、ドラッカーの著書を解説する形で、最後は組織論になっています。


---転載ここから---


    ■8.個々人の強みを活かして生産的な組織を作る


    ▼強みによって生産的に


    <成果をあげるエグゼクティブは、人の強みを活かし、生産的なも
    のにする。彼は、人の弱みに焦点を当て、弱みによって組織を組み
    上げてはならないことを知っている。成果を生むには、同僚の強み、
    上司の強み、そして自分自身の強みを使わねばならない>

    組織での仕事は、個人事業とは異なります。


    ▼個人営業


    例えば人への接し方に致命的な難点を抱えるシステムエンジニアは、
    技量が優秀でも、個人で独立して仕事を獲得することはできない。

    脳外科で優秀な医者でも、患者への応対が陰険で、看護婦のやる気
    をそぐような稚拙さがあれば、患者も看護婦も逃げます。

    個人事業では、オールラウンドに水準以上であることが要求されま
    す。

    

    ▼組織


    <組織は、人間が、その強みよりずっと多く持ってる弱みを消すこ
    とはできない。しかし組織は、人の弱みを意味のないものにするこ
    とができる。組織の働きは、個々人の強みをレンガにして、協働の
    事業として組み上げることである>


    人は強みより多くの弱みをもちます。これを聞けば、安心します。
    そうだからこそ個々人の強みを組み合わせ、人員配置をし、組織を
    作る。


    人事の評価において着目すべきは、まず、その人の強みがどこかと
    いうことです。強みを見て配置し、強みを見て昇進させる。


    強みとは、その人が普通の人より「できる」ことです。または、そ
    の人の能力の中で、他のことよりより多くの成果を上げることがで
    きることです。


---転載ここまで---


吉田さんが書いていらっしゃるように、個人事業は優れたオールラウンダーでないと成功できない。独立・起業では「自分で事業をコントロールしたい」という欲求と同時に、この「水準以上」のオールラウンドなスキルが必要です。


では、「組織の中で自分の貢献を図っていきたい」と言う人には、週末起業は意味がないのでしょうか。なんどか書いているように、週末起業では一人で何役もこなす必要があります。つまり、実際にやってみると言うトレーニングができる。ここに、週末起業をやる意味があります。


組織では自分の強みを伸ばすことで、貢献することができます。ただ、自分の強みだけでは、ある一定のレベルから上の階層へあがることができない。だから、専門以外のこともある程度の水準に持ち上げる必要があるのです。


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私は週末起業フォーラムの認定コンサルタントをやっています



フォーラムでは会員に対して、無料のメール相談サービスもやっていて、何度でも相談することが出来ます。相談の内容は、週末起業のテーマ探しの相談から、ある程度事業計画の固まったものを、さらにブラッシュアップしたいのでコメントほしい、というものまでいろいろなものがあります。



コンサルタントなので、守秘義務があり、ここで内容を開示することは出来ませんが、フォーラムの会員の皆さんは「儲け第一主義」の方だけでなく、「生き方としての週末起業を実践したい」という方が多いように思います。


先日もある会員の方から、事業計画についてのコメントを求められました。新規上場(IPO)やM&Aでも同じですが、事業計画の一番のポイントは


顧客はだれで、どの位いるのか


です。


もちろん、商品開発力やコスト競争力も大事ですが、特に週末起業の場合は魚のいる池で、大企業が入ってきていないニッチなマーケットを、どれだけ早く確保するかということがポイントになりますので、その観点からの分析が多くなります。


対象顧客となりそうな人の、数・属性のほか、継続的に同じようなニーズが生まれるか(子供が将来の顧客になりうるか)なども検討します。


その人たちに、提供する商品が受け入れられる価格帯かどうか、が次のポイントになります。これがなかなか本人では難しい。商品やサービスに対する思い入れが強いためです。


ここにわれわれのようなコンサルタントの価値があります。

モチベーションを維持するとは難しいものだと思います。


私は今まで低きに流れるということが多く、「明日でいいや」と先送りばかりしてきました(今でもまだまだその気は抜けないのですが)。


<部下のモチベーション維持のために>

そんな私が偉そうに「やる気を出せ!」「モチベーションをあげろ!」と部下に言うのは、自分自身を許せないので、マネージャーになって意識していることは次のようなことです。


1.本人のなりたい自分・未来像を聞く

2.そのために必要なスキルや経験を一緒に考える

3.現状の仕事をその観点から見直す

4.定期的に感想や意見を共有する


書いていて恥ずかしくなるほど当たり前のことなのですが、意識していても先送りしてしまいます。


結局はコミュニケーションを取れているかどうかがすべてなのですが、マネージャーには後輩や部下を育成する義務と責任があり、その想いをきちんと伝わるように努力することが大事だと思います。


実際に私がしていることは、

・半期に一度、一人ひとりとミーティングを持ち、上記1・2を実行

・仕事を依頼したり、任せたりするときには3の観点からコメント

・定期的な会議やインフォーマルな場で、細かく感想や意見を聞く

というようなもの。


それでも突然、「退職したい」という申し出を受けることもあります。部下と上司のコミュニケーションとはなかなか難しいですね。


<自分のモチベーション>

一方、私自身のモチベーションはどうか?といいますと、

いろいろ悩んだりしていましたが、週末起業を始めて以前よりも、本業もプライベートもやりたいこと、やるべきことがどんどん見えてきた気がします。


これは「自分自身がコントロールできる」ということが大きいような気がします。悶々としているよりも、「一歩でも二歩でも動いてみる」ということをお勧めします。


私自身が一歩踏み出したきっかけは、吉江 勝さんのスーパービジネスマン養成講座 を読んだことでした。だまされたと思って覗いてみてください。

今でこそ、TVをほとんど見なくなりましたが、実は大のTV好きなんです。


昔は朝から晩までずーーーっとTVを見てすごしたりしていました。カウチポテト(もう死語かなぁ)と言うやつですね。週末起業を始めて、なんだかTVを見てすごす時間がもったいない気がして、TVからアンテナを引っこ抜いて、DVD鑑賞専用にしてしまいました。


そのDVD鑑賞機で、ひたすら何度も見てしまうのが、「Dr.コトー診療所」なのです。

ポニーキャニオン
Dr.コトー診療所 スペシャル・エディション DVD-BOX

もともと、最初の放映時には仕事が忙しすぎて、見ていなかったのですが、昨年の秋に再放送があったのをたまたま見て、衝動的に買ってしまいました。



あらすじはみてのお楽しみですが、主人公の通称コトー先生(吉岡秀隆さん)が、トコトン島の住民のために尽くすことで、自分自身が癒されていくところがすきなのです。


私自身も、コーチングやコンサルティングの過程で、クライアントとともに、自分自身を成長させていきたい、そう考えています。




おまけ。原作もいいです。

山田 貴敏
Dr.コトー診療所 (1)