挑戦ドッジボール!~ドッジボ―ラ―たちへのエール~ -20ページ目

挑戦ドッジボール!~ドッジボ―ラ―たちへのエール~

ドッジに「すべて」が詰まってる!!

うちのチームに、

ドッジボールに対して「真剣」でない子どもはいないと思う。


自分から選んだスポーツなのだから。


ドッジのことは「真剣」に考えているはずだ。


「真剣さ」がなければ、

コートに立ってはいけない。


しかし、

「真剣さ」と「真面目」は違うと思う。


「真面目」に練習してるか?


「真剣さ」+「真面目」=「成長」


この方程式は嘘をつかない。


どんな時でも「真面目」に取り組んでいるか?


ゲームで、

ゆっくり投げたボールを捕れなかったジュニアの子どもを見て、

一瞬でも笑ったオフィシャルの子どもよ。


笑われたジュニアの子どもの“悔しさ”と、

自身の“おろかさ”を知れ!


際どい判定に対して、

審判に抗議するかのような言動を見せたオフィシャルの子どもよ。


マナーすら守れなくなっている、

自身の心の“闇”を知れ!


そんな者に、

ドッジボールのコートに立つ資格などない!


マナーを守り、

「真面目」にプレーしようとする者がチームを代表してコートに立てばいいのだ。


もう、ドッジボールをする「以前」の問題だ。


自分の言葉や行動をもう一度見直しなさい。


そして、

「真面目」に取り組むことを忘れた者は、

体育館に入ることにためらいを持ちなさい。


マナーを守るという意識が欠けている者は、

ユニフォームに袖を通すべきではない。


君たちは何をしに来ているのだ?


最近、

そう思うことが多々ある。


「真面目」にやろうとしている仲間を邪魔するような言動をするな!


基本的なマナーすら守れない者が「勝ちたい」などと口にするな!

“躍動”


この言葉を実感して身震いするほどの感覚が湧いてきた一日。


昨日、日曜日は一日練習。


チームは15日に『きらめき杯』という大会に出場する。


そこにはいつものオフィシャルに加えて、

ジュニアチームもエントリーしている。


普段はオフィシャルの大会に出場することはできない2年生4人。

そして、チームの3年生4人の計8人で挑む。


本来ならジュニアの大会には4年生以下で臨むことができる。

4年生の力を借りれば「勝機」は広がる。

しかし、2,3年生の子どもたちは、

「4年生の力は借りませんッ!」とキッパリ言い放った。


彼らは本気だ。

いつもゲームや大会に出られない“悔しさ”をぶつける気だ。

「オレたちだってやれるんだ!」

一人ひとりの眼光が鋭い。


オフィシャルなんかに負けてたまるか!


そんな強い思いをひしひしと感じた。


「まだ、誰一人ポジションは決めていない。

外野を誰にするか、アタッカーを誰にするか、

そしてキャプテンを誰にするか、決めていない。

今日の練習で、

自分の“思い”をコーチにアピールしてくれ!」


そんな言葉で練習が始まった。


明らかに8人の目つきが変わった。


いつもはどうしてもオフィシャル中心の練習になる。


3年生4人の中にはすでにオフィシャルに交じってプレーしている者もいるが、

ほとんどはサポート役。


ライン役をしたり、キャッチ役をしたり、

コートサイドから見学したりする時間も少なくない。


しかし基本的に6年と同じメニューに取り組んでいる。

決して低くない「ハードル」…

歯を食いしばって、

時には涙を流しながら頑張り抜いている。


でも、彼らの中には、

「オレたちは6年と同じ練習メニューをやってきてんだ!!」

という強い“思い”はある。


大会を目前に控え、

昨日はオフィシャル(4,5,6年)とジュニア(2,3年)と分けて、

練習する時間もたくさんとった。

もちろんメニューは同じ。


私はジュニアを中心に見ていたが、

子どもたちの気迫がスゴイッ!

「いくぞー!!」

「もっと声出せ!!」

動きもいい。

「えっ?!いつからそんなことできるようになった?」と、

思わせるプレーの連発。


そして午前の最後に「オフィシャルVSジュニア」で8人対8人のゲームを組んだ。


キャプテン、副キャプテンはゲームに入ってもらわないようにした。

それでもジュニアにとって相手は全員4,5,6年生。


「絶対、勝つぞー!!」「オ―ッ!!」


掛け声からも気迫が伝わってくる。


第1試合 ○7-5 

なんとオフィシャルを圧倒!


第2試合 ○5-4

接戦を制し、なんとなんと連勝!

ゲーム中も、

「あきらめるな!」「よっしゃー!」と全員が声をかけ合っていた。


アタックコースも抜群。

クイックでのアタックも決まる。

パスカウントを「0」に戻すパスまで使う。

キャッチもバンバン決める。


一体、どっちがジュニアだ…?

そんな錯覚さえ抱いた場面が何度もあった。


第3試合 ●4-5

惜しくも3連勝はならず…

ベンチに戻ってくる子どもたちには“悔しさ”がにじみ出た表情が…

「すまん!」「いや、あの時オレが…」一人ひとりが声をかけ合っている。


君たち強くなったなあ!!


ここで終わる予定だったが、

さすがに負け越したまま終わることにためらいのあったオフィシャルの子どもたちから、

「あと1回させてください!」と“泣きの1回”がジュニアに対して申し込まれる…


4試合目はキャプテン、副キャプテンがオフィシャルに加わった。

第4試合 ●0-8


「完敗」…「くそ~!」ジュニアの子どもたちは悔しがった。

でも、本来ならこれが当たり前なのだ。


ジュニアの子どもたちは“躍動”していた。


コート上で躍っていた!!

ドッジボールを楽しんでいた。


午後の練習も分かれて取り組むことが多かったが、

ジュニアの子どもたちは真剣だった。

「オレたちが主役だ!!」と、

目が光り輝いていた。


オフィシャルの練習を「見る」ことの大切さ。

それ以上に、

「オレもやりたいッ!」「あんなプレーがしたい!」と、

“悔しさ”と“期待”に胸をふくらませて練習に臨むことの大切さを感じた。


今までの、

たまりにたまった“思い”を爆発させたジュニアの子どもたちの「勢い」を、

今のオフィシャルの子どもたちに止める力はない。


がんばれ!蒲生ファイターズジュニアの子どもたち!!


オフィシャルの子どもたちよ、

この現実をどう受け止める?




『関西No.1グランプリ』から早や一週間…


優勝された板橋ファイヤーズさん、

準優勝した塚口ブルーファイターズさん、

3位になった御影No.1さん、成和ブルースターさん…


他にもたくさんの強いチームに出会えた大会だったなあ。


上には上がいる…


本当にそう感じた。


でも、

そうした強いチームと試合をして、

「やっぱりドッジボールって楽しいな」って感じることができたんじゃないか?


結果的に全敗してしまったけれど、

「上には上がいる。自分ももっと行ける!」

ってわかったんじゃないか?


「これから自分たちは何をしなければならないのか」


次の“領域”に進むルートが明確になった時、

大きな高揚感が湧き上がり、

奇跡的な飛躍が起きることを期待する。


探していた答えは、

そんな強いチームと対峙することで見つかるものだ。


そういう意味では、

とても大きな意味のある大会だったと思う。


サッカー日本代表の本田圭祐選手は言う。


「オレはみんなを信じるよ。

信じている前提で言うけど、

もしそれでもみんなが成長できないのであれば、

オレがみんなの分、

成長すればいいなと思っている。」と。


チームを生かしながら、

さらに個人が“化け物”になったらおもしろいことになる。


ドッジボールでも言えること。


自分がなんとかしなければならないという不利な局面は、

少なからずある。


そんな時、

一人で局面を打開する“精神力”“破壊力”を持たねばならない。


君たちのゴールは『春の全国大会』だ。


15日と22日の大会は、

君たちが“覚醒”の扉を開くための鍵を手にする大会だ!


チームの新しい扉を開くために、

みんなでがんばっていこう!!



私はスポーツ選手の言葉が好きだ。


彼らの言葉には、

心にグッと感じるものがある。


“夢”や“希望”を感じさせる何かがある。



玄田有史氏が独自に始めた『希望学』という研究がおもしろい。


睡眠中に見る夢がそうであるように、

“夢”は意図して見るものではない。


“夢”を語る言葉はどこまでも純粋だ。


すべてが自然な気持ちから発せられる。


だからこそ子どもたちはその言葉に素直に感動し、

その選手のプレーに憧れを抱く。


鍛え抜かれた選手たちの超人的な活躍による勝利を目撃した瞬間…

そこに私たち観客も一瞬の“夢”を共有する。


“夢”はあらゆる理屈や意図を超えている。


では“希望”は、どこからやってくるのか。


未来の“希望”を語り、

“希望”に向かって突き進む人の多くが、

実は過去に壮絶な修羅場や挫折を経験しており、

その挫折をくぐりぬけて進むその先で出会うのが“希望”だという。


スポーツとは『敗北』に向き合うこと。


どんな競技であっても、

最後の最後まで勝利を手にし続けられる人はほとんどいない。


一流のスポーツ選手は、

負けることを厭わない勇気を持つ。


応援する方も、

選手やチームが負けることにショックを受けたくないのなら、

最初から期待しないことが一番だ。


チームを愛する観客には、

愛する子どもたちが挫折する瞬間を目撃し、

悲しみを分かち合う『覚悟』が必要になる。


私たちの日常は『敗北』の連続。


仕事や勉強でも「一番」なんてまずなれない。


そんな『敗北』になれてしまいそうな私たちにとって、

選手たちは、

『敗北』を恐れず、

戦い続けるからこそ、

ヒーロー・ヒロインなのだという。


すべてを出し切った選手たちの清々しい言葉から、

私たちは力を得る。


また、

惨敗し挫折や試練を経験しながらも、

明日を信じて前に進もうとしてきた選手の言葉には、

いつまでも響いてくる凄みがある。


「“希望”に『棚からぼたもち』ということはない。

自分から動いてもがいて、ぶちあたる。

それが“希望”だ」

という。



これからもスポーツ選手の言葉に“夢”と“希望”を感じたい!


蒲生ファイターズの子どもたちよ。


明日は1日練習だ。

がんばろうな!





「あんな大きな舞台に連れてきてくれてありがとう」


先日の『関西No.1グランプリ』から一週間…

そんな気持ちになっている。


関西の強豪36チームが集結した大会。


会場であった「アイズ駒ヶ谷体育館」の熱気はすごかった。


しかも、「3コート」もとれる大きな体育館。


あんなすごい“舞台”への切符を勝ち獲ったのは、

まぎれもなく子どもたち。


私たち指導者は何もしていない。


さあ、新しい「目標」は持てているか?


『目標を達成するためには、

期限を設定しないといけない』


今年、プロ野球のパ・リーグを制した栗山英樹監督の言葉だ。


「次の大会までには、

これをできるようにする!」


そんな意識を持って練習に臨もう。


私たち指導者は、

「勝て」「捕れ」「当てろ」といった“結果”を言っても仕方がない。


「捕る」ために、「当てる」ために、こうしなさいと導くことが役割だ。


私たちが子どもたちの手を「引っ張る」のではなく、

背中を「押してやる」こと…


「やらせる」のではなく、

「やる気を喚起する」こと…


それが私たち指導者の「言葉力」としての真骨頂だ。


『どう仕向けるか。

自分で言ったら選手はがんばるものだから。』

と栗山監督は言う。


真剣勝負をする以上、

監督から見る子どもの判断基準は、

「できるか」「できないか」になる。

偏った“思い”があっては“ひいき”になってしまうからだ。


でも、

コーチである私に求められるものは逆。


“思い”で子どもたちを見ること…

子どもたちの力を、言葉を、

「信じ抜くこと」なんだと思う。


そして監督も私も、

君たちが活躍することが「楽しみ」になっているのだ。


みんな、明確な「目標」を持て!


そして「目標達成の期限」を設定せよ!


そのための努力を惜しむな!


一緒にがんばろう!!


もう一度、

『春の関西大会』に行こうぜ!!