“躍動”
この言葉を実感して身震いするほどの感覚が湧いてきた一日。
昨日、日曜日は一日練習。
チームは15日に『きらめき杯』という大会に出場する。
そこにはいつものオフィシャルに加えて、
ジュニアチームもエントリーしている。
普段はオフィシャルの大会に出場することはできない2年生4人。
そして、チームの3年生4人の計8人で挑む。
本来ならジュニアの大会には4年生以下で臨むことができる。
4年生の力を借りれば「勝機」は広がる。
しかし、2,3年生の子どもたちは、
「4年生の力は借りませんッ!」とキッパリ言い放った。
彼らは本気だ。
いつもゲームや大会に出られない“悔しさ”をぶつける気だ。
「オレたちだってやれるんだ!」
一人ひとりの眼光が鋭い。
オフィシャルなんかに負けてたまるか!
そんな強い思いをひしひしと感じた。
「まだ、誰一人ポジションは決めていない。
外野を誰にするか、アタッカーを誰にするか、
そしてキャプテンを誰にするか、決めていない。
今日の練習で、
自分の“思い”をコーチにアピールしてくれ!」
そんな言葉で練習が始まった。
明らかに8人の目つきが変わった。
いつもはどうしてもオフィシャル中心の練習になる。
3年生4人の中にはすでにオフィシャルに交じってプレーしている者もいるが、
ほとんどはサポート役。
ライン役をしたり、キャッチ役をしたり、
コートサイドから見学したりする時間も少なくない。
しかし基本的に6年と同じメニューに取り組んでいる。
決して低くない「ハードル」…
歯を食いしばって、
時には涙を流しながら頑張り抜いている。
でも、彼らの中には、
「オレたちは6年と同じ練習メニューをやってきてんだ!!」
という強い“思い”はある。
大会を目前に控え、
昨日はオフィシャル(4,5,6年)とジュニア(2,3年)と分けて、
練習する時間もたくさんとった。
もちろんメニューは同じ。
私はジュニアを中心に見ていたが、
子どもたちの気迫がスゴイッ!
「いくぞー!!」
「もっと声出せ!!」
動きもいい。
「えっ?!いつからそんなことできるようになった?」と、
思わせるプレーの連発。
そして午前の最後に「オフィシャルVSジュニア」で8人対8人のゲームを組んだ。
キャプテン、副キャプテンはゲームに入ってもらわないようにした。
それでもジュニアにとって相手は全員4,5,6年生。
「絶対、勝つぞー!!」「オ―ッ!!」
掛け声からも気迫が伝わってくる。
第1試合 ○7-5
なんとオフィシャルを圧倒!
第2試合 ○5-4
接戦を制し、なんとなんと連勝!
ゲーム中も、
「あきらめるな!」「よっしゃー!」と全員が声をかけ合っていた。
アタックコースも抜群。
クイックでのアタックも決まる。
パスカウントを「0」に戻すパスまで使う。
キャッチもバンバン決める。
一体、どっちがジュニアだ…?
そんな錯覚さえ抱いた場面が何度もあった。
第3試合 ●4-5
惜しくも3連勝はならず…
ベンチに戻ってくる子どもたちには“悔しさ”がにじみ出た表情が…
「すまん!」「いや、あの時オレが…」一人ひとりが声をかけ合っている。
君たち強くなったなあ!!
ここで終わる予定だったが、
さすがに負け越したまま終わることにためらいのあったオフィシャルの子どもたちから、
「あと1回させてください!」と“泣きの1回”がジュニアに対して申し込まれる…
4試合目はキャプテン、副キャプテンがオフィシャルに加わった。
第4試合 ●0-8
「完敗」…「くそ~!」ジュニアの子どもたちは悔しがった。
でも、本来ならこれが当たり前なのだ。
ジュニアの子どもたちは“躍動”していた。
コート上で躍っていた!!
ドッジボールを楽しんでいた。
午後の練習も分かれて取り組むことが多かったが、
ジュニアの子どもたちは真剣だった。
「オレたちが主役だ!!」と、
目が光り輝いていた。
オフィシャルの練習を「見る」ことの大切さ。
それ以上に、
「オレもやりたいッ!」「あんなプレーがしたい!」と、
“悔しさ”と“期待”に胸をふくらませて練習に臨むことの大切さを感じた。
今までの、
たまりにたまった“思い”を爆発させたジュニアの子どもたちの「勢い」を、
今のオフィシャルの子どもたちに止める力はない。
がんばれ!蒲生ファイターズジュニアの子どもたち!!
オフィシャルの子どもたちよ、
この現実をどう受け止める?