誰の為に頑張るのか | メンタルトレーナー小林麻紀Official Blog

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3月16日に行われた女子レスリング国別対抗戦

皆さんご覧になりましたか


日本は決勝でロシアに8-0全勝で優勝しましたよね

吉田沙保里選手のお父様が急逝されてすぐの大会

お父様はコーチでもあり、吉田選手のみならず

全員にとって とても悲しい中での大会であったと思います。



その8名の選手達の気迫がものすごかったですね


もちろん どの大会でもベストを尽くしていると思いますが

今回の皆さんの表情はいつも以上に凄かったです


特に私が印象的だったのは最後の浜口京子選手

ラストで しかもそこまで全勝できていましたから

プレッシャー は皆よりあったと思います

もしかしたら今までの大会での嫌なイメージとか

一瞬でもよぎったかもしれません

でも 凄まじいほどの集中力と気迫がみられました




スポーツに限らず 自分は誰のために頑張っているのか

と考えることありませんか

「自分の為」「家族の為」「愛する人の為」「お世話になった方々の為」

いろいろあると思います



良い結果を出すためには どれが一番理想的だと思いますか



正解は無いと私は思います

時折 「自分の為」「家族の為」でないとダメなのではないかと思われる方がおられます

そんな事はないです

「誰の為」でも「何の為」でも自分が頑張れるのであれば

それが「やる気」「モチベーション」に繋がって行動を起こしていけるのであれば

良いと思います



ソチのオリンピックでの羽生選手もおそらく「東北の方達の為」という思いが

世界のスケート選手の方々の中で一番強かったと思います

良いものであっても悲しく辛いものであっても怒りであっても

強く感情を揺さぶられた時

人はものすごいパワーを得るものですね



追伸
いつも思うのですが

浜口京子選手って木村拓哉さんに似ていてカッコイイですよね

あの気迫ある表情を拝見しながら かなり惚れてしまいました

私だけでしょうか