公表数値で、ハノイは、累計感染者数約20万人。
ハノイ市人口は約820万人(統計局推計2020年)。
累積感染率2.4%。
一方で、会社では、とある部署の感染者数がここ数週間で、7/32とか、60/143とかで、
感染率は20、40%というレベルになったので、WFH率は50%に引き上げられた。
テト明けの1-2週間で一気に来た。
みんな2回接種済み。
症状は、高熱、頭痛と、季節性インフル並み。数日でピークは越えるようだ。
3回打っている人はまだそれほど多くはないが、それらの人々も同様に、いとも簡単にブレークスルー感染しまくっている。
他社の駐在日本人感染者の情報も結構入ってくるようになった。
オミクロン株の数は累計で205人程度となっているが、
おそらくここ1-2週間の再拡大は、オミクロンのせいなんじゃないの?素人目にも。
↑案の定、そのとおりのようです。
病院はひっ迫しているようで、電話してもいったん折り返し、ってなって、その後なしのつぶて。
いまは迅速、まともな治療は期待できない。
大使館は、電話相談窓口を人員増強して対応の様子。
モルヌピラビルは最近、特例承認されたが、出荷管理が厳しく、必要な人にもれなくわたっている状況でもなさそう。
代わりに、機能性食品の、KOVIRというものが処方されたりしている。
もっとも、ローカル民は、モルヌピラビルの副反応を懸念しているようで、KOVIRのほうが人気みたい。
医者は何もしてくれないので、市販の鎮痛剤を飲んで、家で寝ているほかない、と決め込んでいるむきも。
ベトナム市民気質として、権威や、人工物に対するアレルギーがある。
幸いわが家族は、だれも感染していない。少なくとも、症状は出ていない。
これまでは、かからないための方策、行動に留意していたが、
そろそろ、かかった場合にどうするかって考えとかないと。
当局は、経済優先策を堅持。
F1の自主隔離は7日から5日に短縮。
日本の水際対策緩和と相まって、一時帰国への障害がかなり取り除かれてきて、それは朗報です。
3月から日本入国後の待機が一定条件でゼロ日になる。
ベトナム再入国も、事前申請は不要になっている。
学校は12歳以上は対面継続。
2月8日から対面再開しているが、先週あたり、F0が数名発生し、濃厚接触者ふくめ、リモートへ逆戻りした人が、そこそこでている。
理科のクラスで全16人中、対面で登校してきたのは5名とか、そんな感じ。
さすがにワクチン非対象者の12歳未満は、対面再開が延期された。
もう当局主導の社会隔離はないので、防衛策は、個人個人が判断し、適宜リモートワークへシフトしたり、
行動制限したり、お掃除のおばさんは呼ばないようにしたりと、やるしかない。
仕事も忙しいし、ここで感染は絶対に避けたいところ。
3回目接種は、職域が段取りミスで、自分はリストから漏れていたようなので、
近隣のクリニックで、今週末受けることにした。
おって、大使館主導のワクチンも日系クリニックに供給されるとのこと。
LINEで、ワクチン反対派が、声高にワクチン後遺症にきをつけろ、って連投。
ネット社会は少数派も拡散によって容易に市民権を得るので厄介ですよ。
