vol.1387
こんにちは!
国立市で
美と健康を
美療と言う
視点でケアし
健康美容長寿の
実現を目指す
美療室ricoを経営しています
三島忠です
「髪を 明るくしたい!」
ricoで弱酸性カラーを
ずっと続けておられるお客様でも
時々あるご要望です
お気持ちは重々
理解しております
しかし
ricoでの
このご要望に対する答えは
「 すいません〜
明るくできないんです〜」
ご要望応えることができなくて
申し訳ございません
なぜ
ricoの白髪染めは
明るくできないなか?
幾度となく説明させていただいておりますが
「髪を明るくできない理由」
と
「髪を明るくする時のリスク」
について
今一度お伝えさせていただきます
明るくできない理由
それは
「弱酸性の白髪染めを
使用しているからなんです」
自然な状態の髪色は
日本人の場合
個人差はあれど
黒髪です
この自然な状態の黒髪を
明るくするには
髪を黒くしている色素を
脱色しなければなりません
髪の色素を脱色する為に
キューティクルを開いて
脱色剤を浸透させる為に
アルカリ剤を使用します
アルカリ剤は
髪を膨潤させて
キューティクルを開かせます
そこに脱色剤が
髪の中に浸透して行き
色素を壊していきます
すると
黒髪は脱色され茶色く
変色していきます
そして
希望した色味を
人工的に作った色素が
髪の中で科学反応をして
髪が希望した明るさと色味に
染まっていくのです
例えると
開腹手術を
しているようなものです
お腹を切って
お腹の中を手術すると
身体には相当な負担がかかります
しかし
現在はお腹を開かず
身体への負担が軽い
腹腔鏡手術が普及しているそうです
髪もキューティクルを開くことが
とても負担がかかります
しかも
色素を壊すのですから
髪の中でもかなりの負担が
かかっているのです
このような工程で
明るく染められた髪は
当然ダメージをうけます
そして
髪は死細胞なので
一度ダメージを受けると
もう元にはもどりません
髪を明るくすると言うことは
こんな事が髪の内部で
起こっているんです
そして
これに使用する薬剤は
髪と肌に非常に刺激と毒性がある
アルカリ剤やジアミンを含んでいます
しかも
白髪がある髪と頭皮は
老化が始まっている状態
弱っている
髪と頭皮に
こんな強力な作用を持つ薬剤を
使うと言う事が
どれほどリスクが高い事なのかを
理解してほしいと思います
ricoで行っている
弱酸性カラーは
髪の中に作用しません
髪の表面にくっ付いてるだけで
洗うたびに少しずつ落ちていきます
脱色もしないので
地毛の髪色よりも
明るくできないんです
ただ
髪に負担がかからないので
ダメージがありません
地肌にも刺激はありません
明るくできないと言う
デメリットを
差し引いても
髪と頭皮
そして
身体にも
負担がかからない
それが弱酸性カラーの最大の
メリットです
ricoの白髪染めが
明るくできない理由
明るくする白髪染めを
お客様に使用しない理由
ご理解していただきましたら
幸いです
rico