美容師のテクニックの裏には「想い」や「ストーリー」がある | 国立市で美と健康を美療という視点でケアし健康美容長寿の実現を目指す美療室ricoのブログ

vol.1240

 

 

こんにちは!

 

国立市で

 

美と健康を

美療という

視点でケアし

 

健康美容長寿の

実現を目指す

 

美療室ricoを経営しています

三島忠です

 

 

 

 

 

 

 

近頃は

 

音楽なんてほとんど聞かなくなったな〜

 

 

 

 

若い頃は(今から30年くらい前)

 

 

当時は流行っていたミニコンポを買って

 

 

こんなやつ下差し

 

 

 

 

最新の洋楽にCDをレンタルしてきて

テープにダビングしてました

 

 

そして

 

それを

 

ウオークマンでいつも聞いてた

 

 

 

 

 

 

 

でも

 

最近

 

ちょっと気になる歌手がいて

 

その人の曲を

通勤の車の中でいつも聞いてる

 

 

今は

 

アイフォンをカーナビに繋ぐと

聞けるんです

 

 

 

「あいみょん」

 

 

 

53才の親父が

なぜこの人に惹かれるのか?

 

 

まず

 

お洒落なんです

 

 

ヘアスタイルなんかも

しょっちゅう変えてるし

 

 

ファッションもイケてる

 

 

美容師としてビジュアル的に

まず興味が湧きました

 

 

 

 

そして

 

先日夜中番組で

あいみょんの曲や詩を作る時の

お話をしてる番組を見たのですが

 

 

 

音楽マニアというか

音楽に造詣が深いというか

 

若いのに音楽に対する

蓄積の凄さを感じた

 

 

そして

 

職人的な要素をすごく感じた

 

 

 

あいみょんが作る曲の背景に

そんな深みがあることを知って

 

53才の自分が惹かれてしまったのが

ミョーに納得がした

 

 

 

自分も美容師を30年以上続けていて

 

ヘアスタイル作りに対しては今まで

とてもこだわって追求してきた

 

ある種マニアだと思ってるけど

 

 

そんなところに

共通点を感じたかもしれない

 

 

 

 

 

「深みのある技術とはなんなのか?」

 

 

ひとつのヘアカットを

完成させるまでのその背景には

 

技術やデザインに対する

造詣やストーリーがある

 

 

ただ

 

マニュアル通りに習った

仕事の仕方とは

 

一線を画すものだとさえ思います

 

 

でも

 

お客様には

伝わらないことが多いのも事実

 

 

 

でも

 

あいみょんの曲に深みを

感じる理由があるように

 

ヘアスタイル作りにだって

そんなこだわりがあるんだから

 

それを伝えないといけないと

すごく思ったんです

 

 

 

 

今日はそんな

 

私が作るヘアデザインのこだわりや

 

その背景について

 

お伝えできればと思います

 

 

 

 

 

いろんなヘアスタイルがあるけど

自分が一番好きなのが

 

 

 

「ボブ」

 

 

 

 

ボブといってもバリエーションは

たくさんあるので

 

 

これといった限定のスタイルが

あるわけでわないのですが

 

 

私たち美容師が

カット技術の専門用語で使う

 

 

「グラデーション」

 

 

という技術を使った

ヘアスタイルです

 

 

このグラデーションカットの技術は

 

私が美容師として

 

これまで最も多くの時間を費やして

技術を追求してきたものでもあり

 

 

私自身が一番美しいと思う

ヘアデザインです

 

 

 

それは

 

私が美容師になりたての頃に見た

写真に衝撃を受けたからです

 

 

その写真は

イギリス、ロンドンにある

 

「ヴィダル サスーン」

 

というサロンで

 

生み出されたものでした

 

 

 

 

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       (1960年代から70年代にかけて造られた作品)

 

 

 

形は違いますが

 

それぞれに

グラデーションの技術が施された

ヘアデザインです

 

 

 

これらの写真を見て

衝撃を受けたことを

今でも忘れません

 

 

 

自分も美容師として

こんなヘアカットが

できるようになりたい炎

 

 

 

21〜22歳の時でした

 

 

以来

 

この写真のようなカットができるようにと

トレーニング励みましたが

 

 

なかなか上手くいかない日々が続きました

 

 

何としてもこのカットが

できるようになりたい

 

 

 

 

そうだ

 

ロンドンに行こう!

 

ヴィダルサスーンに直接習いに行こう!

 

 

image

 

 

28歳になった頃に

その想いが強すぎて

 

このヘアカットを学ぶために

ヴィダルサスーンの門を叩きました

 

 

 

 

それまで10年の美容師としての

経験はありましたが

 

 

 

ヴィダルサスーンでのトレーニングでは

 

 

今までの経験が何一つ役に立たず

 

今まで自分は何をやってきたんだろうと

 

自己嫌悪に陥りました

 

 

 

そこには

 

一つ一つの細かい作業が

丁寧で美しく

 

 

雑な仕事の要素は何一つ

ありませんでした

 

 

そして

 

 

その作業一つ一つに意味があり

 

無意識に行うものは何もなく

 

 

全てにおいて意識の集中が必要でした

 

 

これまでに学んだことのない

仕事の質でした

 

 

 

約1年間

 

基礎から自分のカットの技術を

見つめ直した経験でした

 

 

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                (当時のトレーニング風景)

 

 

完成されたヘアスタイルを作るために

 

一つ一つの作業を緻密に

 

少しのズレにも妥協しない技術が

 

冒頭の写真のようなヘアスタイルを

造っていくのだということを学びました

 

 

ヘアデザインは時代とともに

変化していきますが

 

 

それを作り上げる基本技術は

変わることはありません

 

 

 

 

あれから20年以上が経っていますが

 

まだまだ

 

憧れのヘアカットには

到達できていません

 

 

 

 

 

髪を丁寧に扱う

 

一つ一つの作業を緻密に行う

 

 

ボリューム感のあるヘアスタイルを造る

グラデーションカットの正確さ

 

 

 

これらの技術は

 

40代以上の女性の

ヘアカットをする時には

とても有効です

 

 

ricoのヘアカットのこだわりの

ルーツはこんなところにあったんです

 

 

 

 

私の憧れであり師匠

 

ずっと追い求める美容師としての理想

 

そして今の自分があるのは

ヴィダルサスーンから学んだからこそ

 

 

 

そして

 

人々を美しくするための

ヘアカットにおいては

 

テクニックだけではなく

 

「理念や哲学を持つことが必要だ」

 

ということを学んだことも

 

とても大きな財産です

 

 

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           (今は亡きヴィダルサスーンとのツーショット)

 

 

これを見るたび初心に戻れる

 

 

これからも

 

40代以上の髪にお悩みのある女性を

より美しくするために

 

グラデーションカットに

磨きをかけていきたいと思います!

 

 

それでは

また明日

 

 

rico

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