vol.1179
こんにちは!
国立市で
美と健康を
美療(ビリョウ)と言う
視点でケアし
健康美容長寿の
実現を目指す
美療室ricoを経営しています
三島忠です
ricoにご来店されるお客様は
髪は地肌の健康を第一
に考えている方が多いのですが
また
初めてご来店される方も
髪や地肌に優しいから
という理由で
ご来店される方がほとんどです
お客様の年齢層も
40代以上が大半
最近は薬剤の進化もあり
以前ほど
髪がボロボロになって
どうしようもない状態になって
ご来店されるというケースは
少なくなりました
が
しかし
カットが
どうしようもない状態で
ご来店されるケースが
増えています
長さを切って
ただ梳かれただけの状態
もはやヘアスタイルというか
スタイルが存在していない状態
どうしたらこんなカットが
できるのだろうというくらいに
不思議なものもあります
若い方ならまだ若さゆえに
髪の乱れは許されそうですが
40代以上で
無茶苦茶なカットをされて
バサバサになっている方を見ると
なんか
美容師として
残念な気持ちになったり
悲しい気持ちになったり
腹立たしい気持ちになったり
今日は
美容師さん向けのブログに
なりそうです
美容師をしている人は
人を綺麗にしたい
喜んでもらえるのが嬉しい
人を笑顔にできる仕事
こんな想いを持って
美容師をしている方が
ほとんどだと思います
ただ
美容師というのは
技術職という側面があります
プロとして
一定の水準の技術力を
持ち合わせていなければなりません
近年では美容師として
責任を持ってお客様を
担当できるようになるまでの
修行の期間が
昔よりは短くなっている
傾向があります
「10年やって1人前」
なんてのは昔の話で
短くてもしっかりとした
技術が身につくのであれば
なんら問題なく
逆に素晴らしいことだと思います
美容室経営の視点でも
プラスになることは
間違いありません
が
しかし
巷には
「本当に
プロがカットしたの?」
と疑うような
ヘアスタイルをした人が
たくさんいます
よく
「お客様は素人
技術の良し悪しは
美容師が思っているほど
わかっていないよ」
というような話を聞きますが
プロとしての水準での仕事であれば
そうかもわかりませんが
そんなレベルではない
カットなのです
早く美容師として
デビューするのは
いいことです
でも
そこからがスタート
日々研鑽を重ねていかなくてはなりません
ありがちなのが
デビューすることがゴールで
その後の
自己研鑽の時間が
圧倒的に足りないということです
美容師としての成長のための
時間とお金の投資を
あまりしないのです
お客様に満足していただいて
喜んでいただき
信頼していただける
そして
ずっと通っていただける
お客様とこのような関係を
継続して築いて行くのは
簡単なことではありません
こんな話をすると
一方で
「お客様に喜んでいただくのは
技術ばかりではありません」
という話もよく聞きますが
それは
プロとしての一定の水準を
クリアしたときのお話です
これをクリアしないと
お客様に悲しい想いをさせて
しまいかねません
美容師が美容師としての誇りを
失いかけているのでは
ないでしょうか?
プロとしての技術も
お客様との信頼関係も
コツコツと地道に
築き上げること以外
方法はないような気がします
私が
毎日ブログを書く目的の一つに
美容師としての使命を
より明確にする
という目的があります
毎日コツコツ書きながら
自分の想いを確認し
自分の胸の奥底に眠っている
自分でも気がついていない想いを
エグり出すために
まだまだ
時間はかかりそうですが
コツコツ毎日取り組むことで
いつかは自分の本当の使命を
知れると思っています
もっと
お客様に
喜んでもらえるように
もっと
美容師が誇りを持って
仕事ができるように
そんな環境を作り上げるのも
自分の使命かなと感じています
もっと
美容師が素敵な仕事になるために!
それでは
また明日
rico