vol.1068
こんにちは！
国立市で
美と健康を
美療という視点でケアし
健康美容長寿の実現を目指す
美療室ricoを経営しています
三島忠です
ricoでは美療という視点での
ケアを実践しています
「美療ケアって
具体的にはどんなことをするの？」
こんな質問をいただきます
美療とは
技術というよりも
考え方です
髪や肌の不調を改善するときに
どのような考え方で
取り組んでいくのかで
改善へのアプローチが変わります
色んなパターンがありますが
よくあるお悩みと
その美療的改善方法の一部を
紹介したいと思います
これは
50代女性のお悩みです
最近抜け毛がひどくててっぺんがなんだか薄くなってきた感じがします大丈夫でしょうか？
この方は
弱酸性カラーで白髪染めを
月一回のペースでされていて
3ヶ月に一度のペースで
弱酸性のストレートをされています
ホームケアはＲｉｃｏで
シャンプー、コンディショナーを
ご購入頂いています
まず
一日に抜ける髪の本数は
約50本〜100本程度です
なので
この範囲の抜け毛の量は
心配はありません
ロングヘアの人は
量がかさばるので
沢山抜けた感じが
するかもしれません
女性の場合は髪の本数が
減るというよりも
一本の太さが細くなって
薄くなったように感じる事が
多いようです
原因は様々ですが
血流が悪くなっている事が
大きな原因のひとつです
また
てっぺんの髪が
細くなるのは
胃腸の調子が悪い時に
起こりやすい症状です
食べすぎや
冷たいものをとりすぎて
胃腸が疲れていたり
冷えていたり
そんな時は
腹6分目の食事
冷たいものは控える
などで胃腸をいたわる
頭寒足熱を意識した
生活習慣で
身体全体の血流を良くする
そのうえで
頭皮に刺激を与えないケア
低温で洗う
ゴシゴシ洗わない
皮脂を落とし過ぎない
これらを実践していただき
頭皮の保湿と血行促進をうながす
頭皮ケアローションを使う
これで
4ヶ月から6ヶ月で
改善の兆候がでてくると
思います
身体のケアや
生活習慣の改善をしないで
育毛剤だけを使っても
あまり効果は期待できないんです
次は
４０代後半女性のお悩み
最近へんなクセがでてきてまとまりが悪くはねてしまうので困っているんです
というお悩みです
この方は
1ヶ月半のペースで
弱酸性カラー白髪染めと
カットでご来店されます
弱酸性カラー白髪染めで
ケアをされているので
髪のダメージはありません
今までなかった
クセがでてくる事は
老化現象のひとつです
加齢と共に
肌と頭皮の水分量は
低下してきます
そして
血流も悪くなってくるので
髪を育てる血も不足してしまいます
血が不足しているということは
栄養不足の状態の
髪ということなんです
栄養不足の髪の内部は
隙間ができていて
それが原因で
髪がうねりだします
対策として
血流を良くする
保湿を意識する
この二つの事を
意識すると
栄養を十分に取り込んだ
髪が育つので
クセも改善されて行きます
最後に
６０代前半女性のお悩み
暑くなって汗をかくと頭の臭いがきになってイイ匂いのトリートメントはありませんか？
というものです
イイ匂いのトリートメントは
ありますが
それでは不調の
改善にはなりません
汗をかくので
朝と夜2回シャンプーする事も
あるそうで
皮脂が良く落ちるようにと
40℃のお湯で洗っているそうです
原因は
皮脂の落とし過ぎによる
皮脂の過剰分泌です
皮脂が過剰に分泌されると
皮脂をエサにしている
常在菌が正常よりも
増えてしまいます
臭いのもとは
この増えすぎた
常在菌の排泄物です
洗いすぎる
習慣を改めて
皮脂の分泌が正常にもどれば
頭皮の臭いはきにならなくなります
ただし
皮脂の分泌が正常に戻るには
数週間から
数ヶ月かかる場合もあります
根気よく続ける
必要があります
いかがでしょうか？
美療ケアの考え方では
不調が現れている
髪や頭皮をケアするのと同時に
身体全体を見たケア
をする必要があるんですね
これこそが
美療ケアの世界なんです
美療の視点でのケアは
あなたの未来を
健康美に導いてくれ
「いつまでも健康で美しく」を
叶えてくれる可能性を秘めたものなんです
あなたもそんな
美療ケアを初めてみませんか？
それでは
また明日
rico