vol.1100
こんにちは！
国立市で
美と健康を
美療という視点でケアし
健康美容長寿の実現を目指す
美療室ricoを経営しています
三島忠です
4月もおかげさまで
連日たくさんお客様に
ご来店いただき
ありがとうございます
仕事終わりに無性に
「生ビールを
ジョッキで飲み干したい！」
そんな衝動に駆られ
スタッフと繰り出しました
が
しかし
次の日が
休みと言うことで
ちと
飲みすぎました
朝起きたら頭が痛くて
今日は1日
ポンコツ状態でした
アルコールが体に与える
ダメージをつくづく感じながら
本日のブログのネタに
アルコールが及ぼす
意外な落とし穴は
飲み過ぎだけではないんです
そんなお話です
「髪が細くなってきたから
育毛剤を使ったほうが
良いかしら」
私がアドバイスするなら
「育毛剤を使う前に
ヘアケア、生活習慣
体調を チェックして
問題を改善しましょう」
髪の不調の原因を
改善する事がまず先決です
これをしないで
育毛剤を使っても
効果は期待できないかも？
しかも
自己判断で選んだ
市販の育毛剤を使用して
症状を悪化させる事があります
「 髪が細くなってきたかも・・・ 」
「 髪が薄くなってきたかも・・・ 」
そう思った時に
ドラックストアに行って
市販の育毛剤を購入して
使ってみた方も多いと思います
チョット
ここで
注意が必要なんです
市販の育毛剤には
ほとんどの人が
気がついていない
ひとつの
大きな問題があります
それは
大量のアルコールが
含まれていること
濃度50%が大半で
70%近くのものまで存在します
メーカーが
アルコールを使う大きな理由は
有効成分を
髪のもとになる
毛母細胞に
届けることにあります
毛母細胞に
行く途中にある皮脂を
アルコールで
溶かす事で
それができるんです
しかし
それだけ強力に
働きかけるという事は
アルコールは
頭皮や毛穴にとって
非常に刺激が
強い成分という事です
むしろ皮脂だけでなく
毛母細胞にまで
ダメージを与えます
髪を育てようと
せっせと
育毛剤を振りかけているのに
反対に脱毛の原因に
なってしまう事さえあるんです
アルコールは他にも
- 頭皮を乾燥させる
- ホルモンバランスを崩す
- 頭皮の常在菌を殺す
などの
影響もあります
また
シャンプー使用後は
頭皮を保護する皮脂が
取り去られているので
アルコールからの刺激は
いっそう強くなってしまいます
アルコールが
使われてしまうのは
頭皮に振りかけた際に
爽快感が気持ちいい
という
ニーズがあるからかもしれません
なんか
効いてるような
気がしますよね
アルコールは
揮発性が高いため
肌に付けると
スーッとします
ただし
このスーッと感じるとき
アルコールは
蒸発しながら
頭皮の油分や水分を
奪っているのです
すると
頭皮が乾燥して
カサカサしたり
フケの原因になったり
かぶれたり
する事さえあります
こうして
頭皮の状態が悪くなると
ますます
髪が痩せて細くなり
育ちにくくなるんです
本当に
なにが良いのだか
わからなくなってしまいますね
私自身も
美容師でありながら
以前はほとんど
このような知識もなく
メーカーに説明されるがまま
それを疑いもせず
お客様にオススメしたり
また
自分が使用して
症状を悪化させてしまった
経験もあります
ついでに
夏になると
このスーッとする
シャンプーや化粧水
ボディローションなど
暑い夏に
清涼感を感じる
季節モノで出てきます
これらにもアルコールが
多く含まれているので
注意してくださいね
それでは
また明日
rico