今日は(厳密に言えば、日をまたいでいるので昨日は)、
カタリバ大学へ行ってきました。
カタリバ大学は、NPOカタリバが主催する、ゼミ形式の勉強会。
学長は、先日トークライブでご登壇いただいた寺脇研さんで
初回から、可能な限り出席してきました。
今日のゲストは、朝日新聞の早野透さんと松井官房副長官。
官邸周りの現状を、学生にもわかりやすく講義されました。
カタリバ大学
http://www.katariba.net/k-univ
早野さんは、鳩山政権に色濃くなり始めている「小沢一郎の影」
に、「危機感を感じる」とおっしゃていたが、
僕は、まだ、直接そこまでは思っていない。
必要ならば、強行採決もやむをえないだろうし、
ある程度の豪腕さも必要だと思う。
ただし、支持率あっての話。
絶対多数を持っているから何をしても良いというのは
もちろんのこと、支持率が高ければ何をしても良いということでもないのは、
自明だけれど、覚悟の上で決断せざるを得ないことは、
多々出てくると思う。
但し、その結果支持率を落とすこともあるので、
支持率を背景にした独断専行というのは、ある種のリスクテイクだと思う。
その意味で言うと、ここのところの国会の混乱よりは、
むしろ、年末に向けての、予算編成と景気の冷え込み、雇用の不安が、
結果民主党の支持率を下げてしまう要因にならなければよいと思う。
ムダ削減の予算は、どうしたって景気を冷え込ませる方向へ作用するし、
来年度予算で公共事業を大幅カットしたら、地方は生死の問題に
至ります。対策として補正予算を組むとしても、民主党の
「コンクリートから人へ」の理念からすれば、大型公共事業には
支出しずらいし、むしろ個人への直接保障的な性格にならざるを得ない。
さらに、その財源は大幅な赤字国債の増発でまかなうしかない。
となると、国民、有権者、というよりは、メディアがなんと書くか?
どう伝えるか?で、国民世論の感情は大きく左右されると思うのです。
それに伴い、自分の周辺に直接「経済苦」が忍び寄っていることを
実感すると、あっけなく有権者は、民主党から離反するように思われ
るのです。
マニフェスト実行に対する期待値があまり高くないとはいえ、この
不景気雇用問題が民主党の首を絞める結果になりはしないか
不安です。
そして、政権支持率が低下することで、相対的「小沢一郎の影」が比重を
まして行くということが考えられるのです。
それは、ポスト鳩山人事ということになるのでしょうが・・・
だからこそ、これからひと月の予算編成を軸とした政策のハンドリングには、
細心の注意が必要でしょうし、もちろん、きちんと国民に向けて、
メッセージすることが必要です。