世界標準化する日本の大学入試 | 船津徹の「世界標準の子育て」

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こんにちは。TLC for Kids代表の船津徹です。

 

急激な少子化が進む日本。

 

大学の入学希望者数が、大学の入学定員数を下回り、

誰もが大学に入学できる「大学全入時代」になりました。

 

大学全入時代と聞くと、

難関大学に入りやすくなるイメージがありますが、

現実には、真逆の現象(競争の激化)が起こっています。

 

その理由は大学入試の「世界標準化」です。

 

人口減少が続く日本で、

大学が生き残るためには、

世界から優秀な学生を集めなければならない!

 

たとえば難関と言われる早稲田大学政治経済学部。

定員900人の内訳は以下の通りです。

 

一般選抜:300人

共通テスト:50人

内部進学:280人

指定校推薦:90人

グローバル入試:40人

英語入試:100人

 

入学試験の結果のみで合格できる

一般選抜&共通テスト枠は350人で、

全体の合格者のわずか「38%」です。

 

ひと昔前までの大学入試と言えば、

テストの点数で合否を決める「一般選抜」が中心でした。

 

しかし少子化の中で生き残りをかける大学が

グローバル入試枠や英語(外国人)入試枠を増やし、

日本人受験生向けの「一般選抜枠」が減少したのです。

 

その結果、

少なくなった一般選抜入学枠をめぐり、

日本人受験生の間で偏差値競争が激化しているわけです。

 

今後、難関大学を中心に

一般選抜はさらに少数精鋭化してゆくでしょう。

 

今、子育てをしている方は

「どんなルートで大学を目指すのか?」

を見直し、対策を立てることをお勧めします。

 

一般選抜で勝負するのか?

中学受験で内部進学を目指すのか?

文武・文芸両道でAO入試や推薦を目指すのか?

海外留学させて海外の高校卒業資格で日本の大学を狙う!

という変化球も今では珍しくなくなりました。

 

多様化する日本の大学入試で合格を勝ち取るには

【学力+強み】を伸ばす子育てへのシフトが必要です。

 

子どもに生来備わっている特性を見極め、

子どもに合った大学進学へのルートを再検討しましょう!

 

特性を伸ばす子育ての実践が、

子どものやる気を高め、将来の成功に直結します!

 

そのような視点から「強みを生み出す育て方」を書きました。

ご興味ある方はぜひご一読ください!

 

 

英語を「強み」にしたいという方はこちら!