子どもの「話す力」を育てていますか? | 船津徹の「世界標準の子育て」

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こんにちは。TLC for Kids代表の船津です。

 

人前で話すのが苦手!という「大人」が多いですね。

 

これは子どもたちを見ていても同様で、

人前で話す時に、過剰に緊張してしまったり、

しどろもどろになってしまう子がたくさんいます。

 

一方で、人前でもまったく臆せず、

堂々と話ができる子(アメリカ人に多い)もいます。

 

両者の違いは何かと言えば、、、

 

 

「話す力」を訓練しているか、否か!

 

 

日本の家庭教育や学校教育では

「話す力」を指導することは少ないですね。

 

人前で「話す力」は勝手に育つもの、

社会に出て必要な場面になればできるようになるもの、

そのように考えられているのかもしれません。

 

しかし人前で緊張するのは当たり前であり、

克服するには経験を重ねて自信をつけることが必要です。

 

つまり話す力は勝手に育つものではなく、

実践訓練の中で徐々に身につけていく力なのです。

 

これはスポーツや音楽や演劇などでも同じです。

 

家でピアノを一生懸命練習して、

難しい曲が上手に弾けるようになっても、

発表会で人前だと緊張して普段通りできない!

 

スポーツを真剣に習っている子が、

練習では上手なのに、本番で実力を発揮できない!

 

演劇やダンスを習っている子が

本番でセリフや振り付けを忘れてしまう!

 

家でどれだけ練習を積み重ねても、

人前や試合など、緊張する場面を経験していないと、

本番で実力を発揮できなくなってしまうのです。

 

失敗したら子どもが可哀想、

 

そう思わずに「人前」をたくさん経験させて、

本番に慣れる機会を作ってあげましょう。

 

人前で話すことが得意な大人に育ちます。

 

Newsweekに記事を寄稿しましたのでぜひ参考にしてください。