こんにちは。
ハワイ、LA、上海のTLC for Kids代表、船津です。
アメリカの子どもたちは幼稚園から小学校2年生の間にフォニックスで英語のリーディングを習います。
フォニックスの中でも核となる取り組みが「ワードファミリー」です。
ワードファミリーは同じ綴り、かつ同じ音韻で終わる単語をグループで覚えていくものです。
代表的なワードファミリーは37種あります。*Wylie and Durrellの研究による
短母音(A=アと発音)ワードファミリーが「at, an, ap, ack, ank, ash, ell, est, it, in, ip, ill, ick, ing, ink, op, ot, ock, ug, uck , ump, unk」の22種類。
長母音(A=エイと発音)ワードファミリーが「ain, ake, ale, all, ame, ate, aw ay, eat, ice, ide, ight, ine, oke, ore」の15種類です。
ワードファミリーを一通り学ぶと、ボキャブラリーがグンッと向上します!
短母音ワードファミリーの教え方
短母音ワードファミリー「AN/アン」を例にとりましょう。
ホワイトボードに「AN」と書き「アン」と読み方を教えます。
次に「AN」の前に「B」と書きます。
「B(ブ) AN(アン) BAN(ブアン)」という要領で読み方を教えます。
同様に「AN」の前に「C」を書いて「C(ク)AN(アン)CAN(クアン)」と教えます。
「AN」の前に一文字加えるだけで、DAN、FAN、MAN、PAN、RAN、TAN、VANなどの3文字単語が読めるようになります。
↓画像をクリックすると私が作ったANソングに飛びます!
子音ブレンド(2文字以上の子音の組み合わせ)が読める子どもには、BRAN、CLAN、PLAN、SWAN,THANなどの4文字単語も教えてあげましょう。
ワードファミリーはゲーム感覚で教えることがコツです。文字カード、文字ブロックなどを活用して楽しく教えてください。
*ワードファミリーを教える前提はアルファベット26文字の「音」を認知していることです。まだアルファベットの音が分からないお子さんには「A=ア」「B=ブ」「C=ク」「D=ドゥ」「E=エ」と教えてあげてください。
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