間質性肺炎_抗線維化薬2剤の延命効果は寂しすぎないか
間質性肺炎に用いられる2剤(ピルフェニドン とニンテダニブ)が長期間使われている。ピルフェニドンは2008年10月に日本承認された。副作用としては食欲減退、胃食道逆流症(GERD)等がある。ニンテダニブは、2015年7月に承認された。副作用としては食欲減退、下痢等がある。2材とも副作用を見ると、間質性肺炎患者にとって厳しいことが起きることが言える。食べられないことと下痢による体重減少、胃酸の気管支への侵入となるGERDだ。どうなんだ、一方では効果あると言われて、一方では間質性患者にとっては致命的だ。特にPPFE患者にとって厳しい結果だ。実際にこの2剤の延命効果はどうなんだ。患者とすれば、予後が倍くらいは伸びることを期待してるような気がする。ところがだ。実際の延命効果は、期待しているほどではないことが分ってきた。生成AIで作成した結果が以下の通りだ。IPFを対象としているみたいだ。比較データ(ピルフェニドン vs ニンテダニブ)項目 ピルフェニドン ニンテダニブ年間FVC低下率の抑制 約47~50%減 約50~55%減死亡率の低下(1年) 3~4%程度改善 2~4%程度改善延命効果の推定 0.5~1.5年 1~2年長期生存率(5年) 20~40%(報告差あり) 同程度またはやや上回る可能性あり延命効果の根拠要素は以下の通りだ。要素 解説自然経過の平均余命(薬なし) 約2~3年(特にIPFでは平均余命2.5年前後とされる)抗線維化薬導入後の平均余命 約4~5年に延長されるケースが多い延命幅の目安 平均で約1.5~2年延長(臨床試験・リアルワールド両方で傾向一致)効果が出やすい条件・早期導入・FVCが60%以上での開始・合併症が少ない場合効果が限定的な条件・すでに重度の線維化・急速進行型・高齢・合併症多数抗線維化薬の2剤は、自分としては期待していたほどのデータではなかった。寂しい限りだ。入院時に言われた医師の言葉が思い起こされる。間質性肺炎とは、肺の最後の燃えカスといわれた。酷いこと言うなと思ったが、2剤はこの燃えカスに使われることを考えると、燃えさかる炎を少しの水で消火しているだけなのだろう。ではどうすればいいんだ。・・・・炎の正体を突き止めない限りどうにもならないのかもしれない。特発性という詐欺まがいの言葉だ。肺の線維化は、体内の悪い要素が集まる最後のゴール地点に思えてくる。Effect of pirfenidone on lung function decline and survival: 5-yr experience from a real-life IPF cohort from the Czech EMPIRE registry - Respiratory ResearchIntroduction Pirfenidone, an antifibrotic drug, slows-down the disease progression in idiopathic pulmonary fibrosis (IPF) over 12 months, however limited data on the decline of lun…respiratory-research.biomedcentral.com