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風景というか心象というか、
好きなページを開き、
ゆっくりたどって、味わうような
掌短編みたいな日記。



風が気持ちいいから
公園で朝食を、食べよう

玄関の洗濯機を廻しながら、思った。

熱いコーヒーをタンブラーに淹れて、

差し入れにもらったドーナツ2つ。

お地蔵さんの公園なら、桜がたくさん咲いている。

洗濯物を、放り出して、アパートを出た。

通りでは、入学したてのランドセル小学生が

お母さんに手を引かれ、歩いている。

光まぶしく、まどろみを覚ますような風に、

Tシャツの首すじが少し寒いけど、

紺のパーカーとジーンズで、ちょうどいい。


新学期が始まりだした制服姿の中学生たちが、

お父さんの悪口で盛り上がっている。


通学路をそれると閑静な通りだ。




もう満開だ。







公園では、ゴルフのおじさんが、軽くスウィングしている。
コンクリートの切り株に腰掛けて、ドーナツを広げる。

オールドファッションと
チョコリング

朝の鳥たちはなんとまあ、おしゃべりなのだろう。

じゃれ合う羽音。枝々で思い思いの感情を発露する。



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僕は静かにコーヒーを口に含む。


目端に、桜が降る。

花のまま、クルクル舞うのは、

長い尾っぽの鳥がついばんだからだ。




あの木の蜜は甘かろな。


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ドーナツのリングを木にかざすと、

その穴をはるかにはみ出してピンクの桜が咲いている。

僕はオールドファッションの素朴な味が好きだ。口の中てモソモソするから飲み物なしじゃとっても食べられないけど、砂糖なしのコーヒーと混ざると、生地のしっとりした甘さが、苦味の湯気に、そっと乗っかるのだ。


もう少し甘いのと、チョコリングに、手を伸ばす。
思いのほか、チョコレートがビターだ。
ドーナツを楽屋に差し入れしてくれた方の顔を思いだす。

年配の紳士だ。
ほがらかで、人好きな感じだが剛胆で厳しいところ、

気概ある姿勢に、素朴さと生真面目さがある。

ただ甘いだけじゃない。

そして、このドーナツを選んだポップさを、

なんとも可愛いらしく感じるのだ。

そのギャップに微笑んでしまう。


期待した甘さを、ぬぐうように、熱いコーヒーをすする。






首すじを
朝の光が
冷たく、なでる


風に、こぼれた花びらが
春の軌道を描いて
公園の砂利に
たどり、着く。





木々の枝のあいだ
飛ぶ鳥の影が、過(よ)ぎる。








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本日も訪問ありがとうございます。涼








中組、本日ラスト!!
19:00開演☆
~4/15マデ!@下北沢劇小

「アー、ユープリンセス?」

魔法使いと人のおとぎ話
現代の片隅の小さな世界
劇場にしかない
魔法の物語




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劇団S.W.A.T!!
田中王国姫君探索記
「ARE YOU PRINCESS?」
山田帝国の逆襲!

2012.4/4(水)~4/15(日)
下北沢「劇」小劇場にて



4/13(金)19:00中組
4/14(土)14:00滝組18:00★滝組
4/15(日)13:00滝組17:00★滝組
★は土日夜・平日昼割引3500円です



詳細はコチラ !!→


お待ちしております。







ゆっくり目が覚めた。

今日は夜の公演だけで昼間はまるまる空いている。

連日、劇場入りが早いのは、2つのグループのリハがあったからだ。

ま、忙しいのは慣れている。疲れは眠っているうちに、回復しているもんだ。


今日は、外が明るい。
散歩をしよう。


さすがに今日は遠くまで歩くことはしないけれど、

いろんな家々の庭に

突っ立つ若葉たちを眺めるのも楽しいだろう。


さいわい春の空は、広い。


冬のうちは、ここいらを歩いてなかった。

家から駅への繰り返しに、「できるだけ速く、楽に」と考えるようになるのは、

悪いことじゃない。

必要に迫られた移動を繰り返していると、中間点を忘れてしまう。

僕らは知らないうちに、目的を強いられるから。


散歩のいいところは
目的地がないことだ。

家々の若葉たちは塀を超え、

その命をギュンと立たせるように、

濃い蒼を開こうとしている。

桜の咲く小学校の通学路を、歩いていると、表門が賑わっていた。
黒い服の小さな子供と、大人たちもパリッとした格好をしていて、

表門と旗もとで写真を撮る順番待ちをしている。



今日は、入学式だ。


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セレモニーを終え、すこし緊張がゆるんで、なんとなく微笑ましい。



親の顔、子の顔。
のっぽな大人、
ちいさな子ども、
黒い服、ちいさな服。


桜、桜、桜、風。



春を思わずには
いられない。



















本日も訪問ありがとうございます。涼



ご来場感謝!!


~4/15マデ下北沢デ演ッテマス!!

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「なべちゃん」こと 渡辺有希

名を有希(ゆき)と書くが



僕はどうしても



肴(さかな)


という漢字を思い出すのだ。


劇団に入ったのは僕と同じ頃、もう20年近くになる。

そうすると学生時代の友達や家族よりも一緒にいることになるのは驚きだ。
僕は、有希とは呼ばないで名字の方をとって「なべちゃん」と愛称している。

今やっている「アーユー、プリンセス?」では同じ魔法使い役で、一番絡みのある役柄だ。

なべちゃんの凄さは、確実なセリフテンポと情報をキープできる事だ。
僕が、適当かつブレたりユルかったりするセリフを、ズバッともとの軌道にもどすのだ。

それにしても、この「劇」小劇場の公演では、なべちゃんとシーンを組まされることが多い。

だからといって、よく呑みにいく仲間ってわけでなく、プライベートも特に仲がいいわけでもなく、

そういや、サシで呑んだことなんて一度もないや。

でも

「肴(さかな)」という文字が浮かぶのは、

やっぱり呑みでのコミュニケーションが多いからだろう。


前回の「アユプリ2」は2004年。
あのとき魔法使いの三人組では、僕となべちゃんともうひとりの魔法使いがいた。
彼のことは、このブログに前、書いたことがある。

そう、なべちゃんと呑んでるのも彼の存在を介しての記憶が多い。

熱い男だ。
そこに、なべちゃんが喰ってかかる。しかし二人の意見の行く末は同じトコロを向いているのだ。

そのいつまでも答えのでない対話を、
僕は、ウンウンと頷(うなず)いて聞いている。

「タキシタのアレ読んだとき、泣けちゃったなぁ」

なんて、なべちゃんは言ってた。
(その記事→リンク  


同期で呑むといつも芝居の話だ。

なべちゃんは、酒を変えずにビールのまんま

「それはね、」
「あーそうか」

刺身に目がなくて

「でもそれはさ」
「へー、どーだろ」

そうだ刺身好きなのも
肴(さかな)に通じる。




八年振りの新しい「アユプリ」に彼はいない。
今回の三人目の魔法使いには、新人メンバーがダブルキャストで入っている。

「なんだか、あの頃やれなかったことが、今できている気がする」

彼の不在のおかげなのか
それとも、僕らが、少し成長できたからか、初日打ち上げの帰り際、そんなことを、もらした。




今宵も
芝居を肴に、

僕らは、泳ぐ。

舞台を
酒を















【なべちゃん記事まとめ】
そんなナベちゃんが本番中にアクシデント!!

アクシデント①


その なべちゃんが泣けた記事!!
麺(めんはなし)話 」 (ブログネタ金星記事)








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メッセージ、そしていつも丁寧なコメントありがとうございますね。
時間かかるかもしれませんが、ちゃんと返信しますね。

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関東近県の方はぜひ!→  涼






【なべちゃん記事まとめ】
そんなナベちゃんが本番中にアクシデント!!

アクシデント①


その なべちゃんが泣けた記事!!
麺(めんはなし)話 」 (ブログネタ金星記事)