2024年、波乱の幕開け | 鐵屋の2代目BOSS☆BLOG

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日鋼スチール2代目社長の徒然ブログ

2代目です。

 

2024年があけました。明けたとたんに、石川県能登半島を襲った地震が起こり、正月ムードを一変させてしまいましたね。10日経った現在も、復旧作業は続いていますが、ライフラインもまだ完全に復旧していないということで、非常に困難な状況が続いているようです。

 

本当にお見舞い申し上げます。

 

年明けから緊急地震速報にびっくりさせられて、被害状況をみていると実際に自分たちのところであの地震が起こったらどうなるだろうかと今回は考えてしまいました。よく考えると、会社は全く防災対策はしておらず、機械の保険も一度見積もったのですが、高額なので断念したりと、本当に明日、明後日地震が起こればどうしようもない状況になるだろうなと考えてしまいました、弊社は鋼板を扱う会社ですので、鉄板を運ぶのに天井クレーンが欠かせません。しかし震度7強の地震がもし起これば、クレーン自体が落ちる可能性もあります。もちろん吊っている鉄板もです。新年訓示ではいつ起こるかわからない災害の恐怖を話して、なるべく吊っている材料からは離れるように伝えました。とはいえとっさに行動できるかどうかはこればっかりはその時の状況になってみないとわかりませんが、JALと海保の航空機衝突事故の、犠牲者が旅客機側には出なかったのは、乗務員がしっかりと訓練を行っていたからなので、日頃から防災に対する備えを意識できるように、これから対策をしていかなければならないなと思いました。

 

年末より、工事遅延の影響でずれ込んだ物件材料と、タイムリーな物件材料とが重なり、この年始までバタバタとする日々です。しかし、波乱の幕開けの2024年はまさに生きるか死ぬかの狭間ではないかと思っています。今年も弊社は走り続けますので、どうぞよろしくお願い致します。