2代目です。
前、ブログを書いてからだいぶ日にちが経ってしまいました。
昨年末から年明け、3月くらいまでは、仕事が見えない状況でこの業界全体が止まってしまっていた感じです。こういう時に、どんな営業活動をしてもなかなか実を結ぶことはないし、既存の取引先に何度行っても、取引先にも仕事がない状況であるとなかなか八方塞がりな感じで、状況の改善を待つしかないです。そんな状況が、年明けから3か月ほど続き、だいぶん弊社も大打撃を受けました。たぶんリーマン時よりも酷かったかもしれません。そうこうしているうちに、4、5,6月と留まらなく仕事が入り、なんとかかんとか今期も乗り越えられる状況にはなってきた感じはしてきました。得意先をはじめ、従業員に感謝したいです。
バタバタとした日々の中で、プライベートでも非常に忙しい日々を送っていました。弊社会長は今、病と闘っております。昨年初頭より、胆管炎を患い、検査にて腫瘍が見つかりその治療を行っていました。快活で元気、大柄だった弊社会長の姿は、現在もうありません。古くから知っていただいている方々には病を患っている想像がつかないかもしれません。非常に小さくなってしまいました。根気よく、今月まで治療を行ってきましたが、本人の体力の限界もあり、今月でその治療をやめて体力回復に重点を置くことになりました。病は残念ながら治癒することはもうありませんが、できるだけ体力を長く持たせることで、できるだけ長く生きてもらう方向に舵を切りました。それだけ今までの治療で受けたダメージは大きくつらいものであり、本人のこれまでの頑張りには頭が下がる思いです。もう後は家族全員で彼を支えて、あきらめず病と共存しながら頑張るしかないと思っています。
会長は現在も毎日ではありませんが、体がつらくないときは弊社に来ています。実質仕事には携わってはいませんが、体力維持の為と、彼にとっての精神的な支えは仕事でもあるので、なるべく送迎しながら会社には来てもらうことにしています。現状、長く話すこともつらいので、もし会長の顔を見たい方は、申し訳ありませんが短時間の会見をお願いしたいと存じます。人と会うことでも、彼の精神的な支えにはなると思います。短い時間でも、会いに来ていただきたいと思います。
またこれまで会長の病状などは、一部の方以外にお知らせすることはありませんでしたが、今回このブログでお話しすることにしました。これからいろいろ仕事上でも、ご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんので、お話しさせて頂き、ご理解いただきたいと存じます。できるだけ長く本人に寄り添っていきたいと今は思っていますが、仕事はきっちりと役割を果たしていきます。
会長がそうしたように、私も従業員やその家族を守る責任があります。
これからの日鋼スチールを切り開いていく新たな計画も、今年始まります。新たな設備投資を行います。基本的には現状設備の更新ですが、切断加工能力や省エネ、環境改善をさらに上げていく方向での設備更新となります。今年末にプラズマ切断機からレーザー切断機に更新する予定です。レーザー切断機への移行は、この業界でも活発化しています。少量多品種、小物加工など、業界の傾向は日々変化しており、それに対応していくには新たな設備の更新は不可避だと判断しました。加えて世の中の省エネ風潮、環境問題なども重視し、コスト削減とダブルスタンダードを達成するために今のタイミングがベストであると判断しました。
思い切った決断ではあります。不安も多々ありますが、このような思い切った設備更新ができるのも、土台を作ってくれた会長がいたからであり、土台があることへの感謝も忘れてはいけないと思います。感謝を忘れずに、ただ前へと走るだけです。私にはもう一人尊敬する経営者がいます。その方がよくおっしゃっていた、「破壊と創造」。企業には一番大事なことだと思います。舵を切るためには必要な更新(破壊)、そしてこれからの時代を切り開いていくための武器を備えること(創造)。偉大な先輩、いろいろな影響を与えてくれた先代の期待に応えるためにも、昨今暗い話題の多い製造業ですが、何とか頑張っていきたいと思います。