物価高騰のあおり、需要の少なさ。 | 鐵屋の2代目BOSS☆BLOG

鐵屋の2代目BOSS☆BLOG

日鋼スチール2代目社長の徒然ブログ

2代目です。

 

昨年末以来のブログ更新となってしまいました。

あけましておめでとうございます。(笑)

 

しかし、Twitter、インスタグラムなどの媒体にて弊社の情報はこれからもアップロードしていきますのでご確認いただければと思います。もちろんブログも継続していきたいと思っております。宜しくお願い致します。

 

年が明けてから、すさまじい勢いで物価が高騰しています。光熱費も年明けからぐっと上がりましたね。材料自体は落ち着いていますがこのままずっと落ち着いた状況が続くとは思えません。原料費も副資材も徐々に値上げが浸透し始めています。材料を売る我々も、これからどうやって値上げをしていくかを考えていかなければなりません。それに伴って需要が増えてくればよいのですが、上半期はかなり仕事が少ないようなので、すんなりと値上げできるかどうかわからない情勢です。仕事がない状態が続くと、悪い癖で価格が上がらず、むしろ下げに転じてくるので、まさに生存競争、体力がいつまでもつかというような最悪の状況になってきます。ついてこれない業者は次々と廃業に追い込まれる状況も差し迫ってくる感じがします。

 

こういう状況になってくればくるほど、全会社が一体となって価格改正に動かなければならないと思うのですが、自由競争という名のもとに体力のある会社だけが得をするという構造上の問題で、弱い中小企業はことごとくつぶれていってしまうようです。先々を考えると、個人オーナーの会社は、非常に苦しい会社経営を余儀なくされる時代になると思います。最近ではよく弊社も、怪しげなコンサルタント会社からのDMで

M&Aの提案があるというようなものがひっきりなしに届いたりしています。それだけ、個人オーナーの会社は、生き残りをかけて模索している状況なのかなとも思います。時代の見極めが非常に重要になる年かなと私自身も思います。

 

会社の規模、従業員の安定雇用、先々の事業計画等、納得できる具体的な提案がくれば、私もこの先M&Aを考えないことはないです。私自身の保身のために会社を売るようなことは決してないです。会社がどう生き残れるかの模索は、M&Aだけではなくさまざまなことを考えていかなければならないと思います。