漂の字 談じます。
度々話題に出す退職代行サービスのこと。
5月以降、ちょいちょい退職代行サービスのニュースを目にしました。
サービス担当者と企業担当者(主に代表者)とのやり取りで、会社側のブラックな態度が明るみに出るなど。
あくまでもそういったニュースや、私の持つイメージでの考察。
私の勤務先でも3年くらい前に退職代行サービスによる退職者を1名出した。
新卒からの新入社員。辞めたのは今ぐらいだったかなぁ。
まずこのサービスの存在の是非についてついていうと、先日ネットで暴かれていたような、会社なら使うのも仕方がないでしょう。
ああいうブラックな会社ばかりが利用対象になるわけではないと思いますが、ああいうところなら代行サービスを利用するのもわからなくはない。
辞めたくても辞められない。辞めさせてもらえなくて疲弊して命を断ってしまうということになるくらいなら、退職代行サービスは使うべきでしょう。
ただ、そういうところばかりではないでしょう。そんな中で、配属ガチャとか言って辞めるのに退職代行サービスを使う。
これはどうかなと思ってしまう。まぁ否定的。
経験的に短期での退職を繰り返す人、要は続かない人は辞め癖がついてしまう傾向を感じているのですが、このサービスを使って辞めていく人の中にも代行サービスを使っての辞め癖がつく人(=自分で退職の意思をちゃんと勤務先に言わずに辞めてく人)が増えていくんじゃないかという点で危惧します。
これの何が悪いかというと、自分の思っていることで言いにくいことを誰かに代わってやってもらうのが当たり前の感覚になっていくのではないか。やりたくないことを誰かにやってもらうのが当たり前になる感覚が横行すること。他人任せ、他力本願が強くなる気がします。
漂の字 私なら内容証明郵便で退職の意思を伝える。認知させる。誰かに頼むなら、ちゃんとした労働問題に強い弁護士とか、社労士の方にお願いして対応してもらうべきかなって思いますけどね。
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