漂の字 談じます。
勤務先の話である。
10年以上続いていた海外技能実習生の受入れも終了することになった。
今期の受入れは今年の初めまでは計画にあったものの、、申し込み直前、今期に入る本当に目前で中止になっていた。
だが上期が終わるころにそこまでの業績次第では少数でも受入れ計画が出るではないかと思っていました。
ですが先日の経営者間での会議の中で、これまで続いていた実習制度の利用そのものを廃止するという結論になったそうです。経営判断というやつです。
生産本数が減り、日本人従業員も減っている。
総量として仕事は減っているわけです。
その中で求められているのは「多能工」
でも実習生に対し、他の職種をやらせると短期間でも違反になる。
関連業務は可能と言っても社内でやってほしい作業はその関連作業ですらない場合がある。加工で受け入れたらその仕事だけと言う訳にはいかなくなっているのです。
そうして流動性が高くなっている職場環境の中で職種固定で3年間というのは必ずしもメリットではないということです。
コストメリットもあまりないというかむしろ高くついているかもしれないというのは私も以前から言っていましたので、まあ判断としては正しいのかなと思います。
とは言え、主担当して関わってきた私としてはいろいろと胸に去来するものがあります。
これについてはまた書いていきますけどね。
新制度が施行されるからどうなるか、どうしようかなんて思っていたんですけどね。
漂の字 こんな日が来るっていうのは正直思っていなかったですね。