気分飄々

気分飄々

端くれキャリアカウンセラーの日常顛末記



力になりたい。でも自分も自分のことで悩む。そしてだからこそ寄り添える。

漂えど沈まず。失敗や嫌なことがあっても飄々と受け流して自己肯定し、大いに笑って明日を見れるブログでありたい。

漂の字 談じます。

 

勤務先の話である。

10年以上続いていた海外技能実習生の受入れも終了することになった。

今期の受入れは今年の初めまでは計画にあったものの、、申し込み直前、今期に入る本当に目前で中止になっていた。

だが上期が終わるころにそこまでの業績次第では少数でも受入れ計画が出るではないかと思っていました。

 

ですが先日の経営者間での会議の中で、これまで続いていた実習制度の利用そのものを廃止するという結論になったそうです。経営判断というやつです。

 

生産本数が減り、日本人従業員も減っている。

総量として仕事は減っているわけです。

その中で求められているのは「多能工」

でも実習生に対し、他の職種をやらせると短期間でも違反になる。

関連業務は可能と言っても社内でやってほしい作業はその関連作業ですらない場合がある。加工で受け入れたらその仕事だけと言う訳にはいかなくなっているのです。

そうして流動性が高くなっている職場環境の中で職種固定で3年間というのは必ずしもメリットではないということです。

 

コストメリットもあまりないというかむしろ高くついているかもしれないというのは私も以前から言っていましたので、まあ判断としては正しいのかなと思います。

とは言え、主担当して関わってきた私としてはいろいろと胸に去来するものがあります。

これについてはまた書いていきますけどね。

新制度が施行されるからどうなるか、どうしようかなんて思っていたんですけどね。

 

漂の字 こんな日が来るっていうのは正直思っていなかったですね。

漂の字 談じます。

 

あまりはっきりしたことはわからないのだが、製造業である私の勤務先では今期の生産本数は減少するらしい。

これが全体的なものかと言えばそうではなく、海外拠点では前期と変わらないか増えるらしい。

 

生産本数が減るということは、少ない人数で生産できるということ。

人が少ないというより、新しい人が入ってこない。中途であっても。でも辞める人はなくならない。補充できない。そんなものを受けての事か。そこはわからない。

 

でも最近は残業も減っているっていうしね。

 

連結決算ではプラスではあるらしい。

それでみんなが潤うならまだいい。

 

そうでもないみたい。

そのかいがいきょてんでつくるものは品質が悪く、クレーム品は日本に戻ってくるし、対策としてその海外工場で作った製品を日本で全数検査したりとなんか釈然としないことをやっている。

 

日本の現場での不満はよく聞く。

こっちの側の関連部門の管理職が、声を荒げているのをたまに耳にする。

 

これで売り上げが伸びていないとかなんとか言われても・・・。

社員のモチベーションも気になる。というか心配。

 

漂の字 大局的な経営判断ってやつなんだろうけど、本社で勤務する社員個人個人にとってどうなんだろうね。

漂の字 談じます。

 

実習生監理団体の話である。

1号実習生を受け入れると追って、実施状況報告書というのを提出する。これは受入れ企業が出す報告書というより、監理団体が技能実習機構に出すというもの。

 

流れとしては監理団体が下書きと出してきて「これでいいですか?」という内容に受入れ企業がOKを出せば我々が会社の印鑑を押して監理団体へ提出。そこで監理団体がまた会社印を押して機構に提出するというもの。

 

今の監理団体とやるようになって3回目。

受入れ歴が3期だから3回目になるわけだ。

 

だが3回目であっても一発OKとならない。

OKを出さないのは私、受入れ企業の判断。

 

 

何がいけないかって、毎回各基準が違っている。

訪問履歴を書くのだが、実施期間だったり、いつから書き始めるのかだったり、訪問日が違っていたりとか。

 

突き返すのは今の担当宛なのだが、そのほとんどが前任が担当していた時期の事。この前任者、本当にまともに書類を作ってきたことがない。間違いを指摘しても気づかない。認めない。改まらない。

 

後任の方に余りあれこれ言っても気の毒なので、その前任者を呼び出そうとするが、「もう後任に預けたから」と一切応じない。

お前の名前で出す報告書なのに何を言っているのか。

 

漂の字 その程度の責任感で、管理だなんだ上から目線でぬかすなよ。