日吉大社山王祭 午の神事 | ターボーの昨日・今日・明日

ターボーの昨日・今日・明日

        旅行とドライブ、その他日常のことなど・・・

4月12日

桜の写真を撮りに行った日吉大社は、山王祭の真最中

と言っても、山王祭はポスターなどで名前を知っている程度

なので、祭の行事の一つである午の神事(うまのしんじ)の見物に出かけた。

 

午の神事は、日吉大社の奥宮(以前「山の上の神社」で紹介したところ)である牛尾神社と三宮神社からそれぞれの御神輿が夜の山道を駆け下りるのだ。

 

参道の両側は、午後8時半を回っても屋台の明かりが眩しい。

 

そして東本宮もライトアップされいる。

山から降ろされた御神輿はここに運ばれるのだ。

 

奥宮に登る階段横で御神輿を待つことにする。

坂になってチット足場が不安定だが、我慢・がまん(^^;)

 

いつの間にか、階段下には見物客で一杯になっている。(^O^)

 

待つことしばし・・・ 

「ヨイコーラ」、「ヨイソーレ」の掛け声と意味不明の怒声とともに白装束の男たちが下りてきた。

先頭の鎧武者姿は地元の長老だろうか・・・

その後方に大勢の男達に担がれた御神輿が見えてきた。

 

そして、けたたましい怒声と歓声が響き渡る。

御神輿を下そうする力と階段を踏み外さないよう押しとどめる力がぶつかり、

見ている方も思わず力が入る。

 

何とか階段を降りたようだ。(^O^)

 

そしてもう一基、三宮の提灯に先導され下りてきた。

 

また掛け声と怒声が辺りに充満する。

男たちのエネルギーがぶつかり合う。

 

 

2基の御神輿が東本宮の拝殿に担ぎ込まれると、あたりのライトが消された。

 

かがり火だけの灯りの中で、神職による神事が執り行われる。

これは、拝殿の中で2基の御神輿は後ろ向きに重ね合わせられ、

牛尾宮と三宮が夫婦の契りを結び、翌朝に若宮の誕生を迎える

「尻つなぎの神事」と言われるもの・・・

 

何ともウフフな妖しい神事だ。(*^^*)