サッカー日本代表は13日、国内の候補選手による2日間の短期合宿を打ち上げた。千葉県内で午前は非公開で調整し、午後は攻撃陣と守備陣に分かれての実戦練習や、連係からのシュート練習などに時間を割いた。ハリルホジッチ監督は主にFW陣を指導し、ダイレクトプレーでの連係を要求。宇佐美(G大阪)や豊田(鳥栖)が軽快な動きを見せた。12日の練習で右膝を痛めた武藤(F東京)は全体練習に参加しなかった。武藤は4月25日から16日間で5試合の過密日程を終え、腰や右膝などが悲鳴を上げていた。12日はクラブが協会と申し合わせていたにもかかわらず、合宿で練習に参加。DF水本と接触して負傷した。13日はテーピングを施して現れ、練習は不参加。千葉県内の病院で右もも打撲と診断された。合宿では、MF山口も別メニュー調整。ハリルホジッチ監督が最大の目的に掲げていた紅白戦は急きょ、中止となった。日本協会の霜田正浩技術委員長は「(選手に)けがをさせて帰すことはできない」と説明した。FW宇佐美、前日は脇腹の肉をつままれてイジられ、この日はジョギング中に「ウサーミ」と1人だけ呼び出され、通訳なしで指導された。「(DFの)裏を狙う意識やシュートのアドバイスをもらった」と、へんとう炎で声がかれた中で「今回の刺激を胸に、近い目標から目指していく」と話した。DF槙野が合宿直前のインタビューでハリルホジッチ監督が「槙野には以前から言いたいことがある」と話したことで、個人面談が注目の的に。12日の夕食直前に呼び出され、プレー面の課題などを指摘された。「意識次第で変えられるポイントです。さすがによく見ているなと」。大久保、指揮官については、「規律に厳しかったり、熱かったりする部分はオシムさんに似ている。このピリッとした雰囲気は、今までに無い感じ」。ロシアW杯アジア2次予選E組の日本は6月16日、埼玉スタジアムでシンガポールとの初戦に臨む。