水泳 世界選手権最終日 4日バルセロナ
男子400メートル個人メドレー決勝は、瀬戸大也が4分8秒69の自己ベストで初の金メダルを獲得した。日本の競泳選手で同種目での「金」は、五輪、世界選手権を通じて史上初。昨年の世界短水路選手権(イスタンブール)の王者が、長水路の世界大会デビュー戦で今大会、日本勢で初の金メダルの快挙を成し遂げた。「最高のパフォーマンスができた。今大会(萩野)公介が目立っていて悔しかった。一発逆転を狙った。落ち着いて前半入れた。最高のレースができた」。小学生のころからのライバル、男子200メートル個人メドレーでは、萩野とともに決勝に進出し、メダルを目指したが1分54秒45で7位。萩野は銀メダルを獲得した。自己ベストにも届かず、満足はできなかった。だが、400メートルメドレーの予選は萩野を上回る2位で通過。最初の得意のバタフライは抑え気味に入り、100メートルのターンで3位。だが、先頭を泳ぐ萩野に必死でついていき、200メートルで2秒19差の2位、平泳ぎでは一時逆転し、300メートルのターンで首位に立った。激しいデッドヒートの結果、ラスト50メートルで失速した萩野を尻目に、最後まで伸びた。4分8秒69は、自己ベストを1秒41も更新。昨年4月の日本選手権では200、400メートルともに3位でロンドン五輪出場ならず。ロンドンで2種目で銅メダルを獲得した萩野の活躍に刺激を受けた。「世界を視点におかないと戦えない」昨秋の国体では萩野を破ると、11月にはメドレー2種目で日本短水路新記録を樹立。2年後のカザニ世界水泳(ロシア)、3年後のリオ五輪まで続く。