柔道 全日本選抜体重別選手権 11日福岡国際センター
世界選手権(8~9月・リオデジャネイロ)代表最終選考会を兼ねた大会として開幕。女子48キロ級は25歳の浅見八瑠奈が決勝で山崎珠美に一本背負い投げで一本勝ちし、初優勝を果たした。男子73キロ級はロンドン五輪銀メダリストの中矢力が2年連続2度目の頂点に立った。女子の63キロ級は阿部香菜が2年ぶり2度目の優勝。52キロ級は橋本優貴が決勝で西田優香を破り、57キロ級の平井希とともに初優勝した。男子の66キロ級は決勝で五輪銅メダルの海老沼匡に競り勝った福岡政章が、60キロ級は川端龍が初制覇した。脚取りの完全禁止や1人審判員制などの新ルールが、国内で初めて実施された。浅見八瑠奈「この1年間はたくさんの方々に支えてもらい、この大会で一本を取ることで感謝の気持ちを表した。次は世界選手権3連覇を目指す。私が日本の48キロ級の先頭に立って引っ張っていく思いでいる」阿部香菜「練習してきた裏投げで一本を取れたのは良かったけど、決勝の内容がいまいちだった。もっと体と技の強さをつけたい」中矢力「絶対に優勝するという気持ちだった。追われる立場で苦しい時もあったけど乗り越えられて良かった。世界選手権では2連覇を成し遂げたい」福岡政章「優勝できてほっとしたし、安心した。(勝ちたい)気持ちは若い選手以上に持っている。冷静に、焦らず試合を運べた。できることはやれた」南條充寿・日本女子代表監督「一番目立ったのは橋本だ。(決勝の)西田戦の内容も良く、寝技という持ち味を出した。浅見は五輪代表を逃し、ここまで大変だった。よく頑張ったと思う」井上康生・日本男子代表監督「中矢は寝技があるから安定している。相手への対応力もある。73キロ級は大野、西山もおり理想的な構図だ。海老沼は組み手と技の安定感がなかった」