日本スケート連盟は9日、フィギュアスケートの前世界女王、安藤美姫がコーチ不在による心技両面の調整不足により、今季のグランプリ(GP)シリーズを欠場すると発表した。2度目の優勝を果たした11年の世界選手権後にニコライ・モロゾフ氏との師弟関係を解消。11月の第3戦中国杯(上海)と第5戦フランス杯(パリ)にエントリーし、7日の会見では出場選手として発表されていたが、後任が決まらず欠場に至った。世界選手権(来年3月・カナダ)の代表を決める全日本選手権(12月・札幌)も欠場の見通しで、2季連続で主要大会に出ない可能性が高くなった。第一線を退く意向は示していないという。昨季休養した安藤は、過去に実績のある選手にのみ認められる特例枠で今季のGPシリーズ2大会にエントリーできた。この権利は1度までで、来季は使えない。来季のGPシリーズにフル参戦するもう一つの方法は、今季の世界選手権で一定の成績を残すことだが、選考会となる全日本を欠場すればその道も閉ざされる。