バンクーバー五輪は12日、当地にあるドーム型球場のBCプレースで開会式が行われ、2000人以上の出演者による式典が約6万人の会場を魅了した。カナダ全土から集まった先住民の若者たちが民族衣装を身につけて踊り、入場行進する選手たちを迎え、その後は季節の移り変わりを色鮮やかに表現。金色の平原は暗闇とブリザードを経てロッキー山脈の雪山へ。カナダの象徴の赤いメープルリーフとともに、豊かな自然にはぐくまれた伝統を生かす演出。バンクーバー五輪は、開催地にゆかりの深い4先住民協会の支えもあった。同協会の最高責任者テワニー・ジョセフ氏は「自分たちにとってこれほど誇らしい日はない」。カナダ3度目の五輪。「(文化などの)違いを尊重することに重きを置き、この国は変わろうとしている。重要なのは一緒に進むということだ」ジョセフ氏。