北京五輪 シンクロナイズドスイミング チーム 23日国家水泳センター
チームは後半のフリールーティン(FR)を行い、日本は減点もあり47・167点にとどまり、テクニカルルーティン(TR)との合計93・334点で5位に終わった。実施種目でメダルを逃したのは1984年ロサンゼルス五輪でシンクロが採用されて以来、ソロ、デュエットを含めて初めてメダルを逃した。前半のTRで4位の日本はFRでもリフトなどの大技を次々に決め、小林寛美がフィニッシュで気を失うほどの力泳だったが、前半3位の中国に合計で1・000の大差を付けられた。さらにプール底面に接触したためペナルティーで2点減点され、FRの順位ではカナダ、アメリカにも抜かれ6位、合計では5位に終わった。前半首位のロシアがFRで満点50・000点を出し合計99・500点で3大会連続でデュエットとの2種目制覇。スペインが98・667点で銀メダル。中国は48・750点の高得点を出し、合計97・334点でシンクロで初のメダルを獲得した。
原田早穂「結果は結果として受け止めないといけない。TRで中国に上に行かれてしまい、挑戦者の立場だった。悔しいというより、先輩たちが築いてきたメダルを落としたのは申し訳ないし、情けない気持ちです」
青木愛「力は出し切ったが、悔しくないといったらうそになる。メダルを落とした実感がわいてきたら、涙が出てきた」
鈴木絵美子「最後の試合なので持ち味を精一杯出そうと話し合った。思い切って泳ぐことができた。声援が私たちの力になった。応援してくれた人に感謝したい」
橘雅子「悔いのないように演技した。メダルを目指したので残念だが、悔いはない」
川嶋奈緒子「結果は負けてしまったけど、悔いはない五輪だった。やるだけのことはやった。自分の中ではいいパフォーマンスができた」
小村恵里佳「メダルを目標にやってきたので悔しい思いはある。でも持てる力を出し切った結果なので悔いはない」
金子正子チームリーダー「チームで(メダルを)取れなかったのは悔しいし残念。力が足りなかった。ラストでだいぶばてた。切れも悪かった。中国は切れ味の良さがあった。今後は世代交代していくつもり。次のコーチたちに火をつけたい。(世界のトップクラスから後退した)アメリカ、カナダの轍を踏まないようにしないといけない」
井村雅代・中国ヘッドコーチ「コーチとして最高に幸せ。選手たちが力を出し切ったので、それだけで満足です。妥協しなくて良かった。中国的なものを取り入れていい演技ができた。中国が今後、強くなるかどうかは、わたしから何を学び取ったか。これから答えが出るでしょう」