空・色・祭(tko_wtnbの日記) -32ページ目
 2015年11月(31歳)、二級施工管理技師を取り終えた後、それを節目に現在の会社を退職する。京都造形芸術大学を2016年3月(31歳)に卒業し、設計事務所の方に転職する。その年の11月頃(32歳)に二級建築士の資格を取得する。

以上が先の文章で示した計画である。

またそれに付け足せば、二級建築士の資格を取得してから三年間の実務経験を経て、一級建築士の受験資格を得る。つまり、35歳以降、一級建築士の資格を得ることができるかもしれない。

 こうして、とんとん拍子に物事が進むとは限らないが、そうした計画を立てている。

 一級建築士となれば、その上の資格はないので、ようやく七年のキャリアの遅れが解消できたと自覚できるだろう。

 しかし35歳ともなれば、もうすでに人生が暮れかかり、老いを感じる歳ではないか。

 そう思うから、単に資格を取ることのみに没頭するのではなく、同時並行して、色々と人生経験を積みたいと思う。

 僕が設計事務所に転職できるのは、予定では二年後の2016年(31歳~32歳)である。

 そこから、新たにキャリアを積むのであるから、所詮負け戦である。つまり正統な段階を踏めば、所詮負け戦となる。救いは資格によって、キャリアを証明できることぐらいである。

 そこで、僕はまた新たに、最終的になにを目的にしているのかということを明らかにしようと思うのであるが、躊躇わず言えば、僕の最終目的は建築家として著名になることだ。

 だから僕は、著名な建築家に習って、自費出版で構わないので書籍を出版しようと画策しているのである。

 そのためには、武蔵野美術大学在学中から勉強していた人文学の勉強もしていかなければならないのだが、僕はそれらの勉強が比較的好きなので、こつこつ努めようと思う。

 いつになるかは今のところ目処が立たないが将来的に、書籍を執筆しようと考えている。

 そこで先達に学び、アーキグラムなどアートに傾倒した活動を参考にし、書籍を自費出版したいと考えている。

 建築家は決して建築のみの表現に限り、活動をするものではなく、様々な表現を用いて、自らの建築思想を表現することを行っている。

 そうした活動、文化的な地平に於ける活動をしていきたい。

そのためになにが必要か後述する。


時間がないのでここまでしか書けなかった。

また新たにブログを開設し、そちらの方に書こうと考えている。




アーキグラム/鹿島出版会
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上の書籍は僕が最近購入したアーキグラムに関する本。


時間があるときに紹介したい。


続く・・・

 先の文章で自分に問うべき問いをいくつか提起した。

それは下記の通りである。

① 意匠設計の方に転職したいのであれば、現在の建築現場での労働は有益であるか。

② 退職するのであれば、いつ退職するべきなのか。

③ 資格を取るという姿勢がどう功を奏するのか。

④ それ以前に三十代未経験者が設計事務所に転職できるか。

それら問いに答えなければならい。

① に関して、初め入社してこの折まで、有益であると思っていたので、大変な仕事をこなしてきたのである。しかし、ここに来てその思いが揺らげはじめているというのも、この文章を書いていることの一つの動機である。

設計事務所に転職するという観点から言って、建築施工現場での作業が有利にはたらくのかという疑問は、自分ひとりで的確に答えれる疑問ではない。

しかし、今までの職場での経験から言えば、施工と設計というものは、別のものだ。

 ここでは仕事の内容を事細かく説明する事は省くが、もし転職できることができるということが可能であるという確証が得られれば、すぐにでも転職したいという考えも浮かべば、ある程度仕事のスキルを身につけてからでも遅くはないという考えも浮かぶ。

 それに対して、今までの僕がどう考えていたのかというと、二級施工管理技師の資格を取得したら、それを節目に現在の仕事を退職しようと考えていた。

二級施工管理技師の資格を取るには、実務経験が一年と半年必要なので、現在の会社に入社した時期から換算すると、受験資格がもらえるのは、2015年2月(三十歳)以降だ。建築現場に携わった時期から換算すると、2015年5月(三十歳)以降となる。そして試験があるのが11月なので、現実的に資格が取れるのは2015年11月(31歳)頃となる。

それであるから、もし二級施工管理技師の資格を取ること視野に入れると自分が退社するのは、その頃、つまり来年の11月(31歳)となる。

三十歳で転職活動をするのも、三十一歳で転職活動をするのも、立場としてはそれほど変わらないと思うから、焦らずそうした方針でいくのはどうかと考えている。

このように、理想と現実と対にしてその二元論で物事を語ることは、世俗的に行われていることであるが、可能性と現実という二つの次元で物事を考えるということを今この文章のなかでやっていきたいと考えている。可能性の数は多い方がよい。上述した二級施工管理技師の話は一つの可能性だ。

二級施工管理技師を取得する計画に添って、つまりそれを中心に考えるのであれば、京都造形芸術大学に勉強の方は、最短二年で卒業ということになっているが、仕事の傍ら学ぶとなると、最短で卒業するのは難しいのではないかと思わせる。手引きを見ると、毎月一課題ないし二課題をこなさなければならないが、それがかなりのハードスケジュールになることが予見される。

そこで、僕が考えているのは、どこかでスパートを掛けられる期間というものを設けるということだ。

 つまりそれは、来年2015年11月に現在に会社を退職してから、2016年3月までの間であって、丁度失業保険受給期間を含む時期にスパートを掛けたいと考える。

失業保険に受給期間を延長する方法というものはいくつか考えられるが、そういた勉学に没頭できる時期というものを設けたいと考える。

 それがうまく行けば京都造形大学は2016年3月(31歳)に卒業ということになる。万が一、一年延びてしまった場合は2017年3月(32歳)ということになるが、最悪でも、それまでには卒業したいと考えている。

 2016年3月に卒業することができれば、その後は、二級建築士の勉強をして、2016年11月(32歳)に二級建築士の資格取得ということになる。 

 できれば転職する際に二級建築士、二級施工管理技師の資格を二つ持っていれば、転職に有利に働くが、二級建築士の資格を取得するまで、転職をしないという訳にはいかない。

2015年11月に退職し京都造形芸術大学を卒業したら、何ヶ月間の間に就職をしないわけにはいかない。つまり、二級施工管理技師取得、京都造形大学卒業、二級建築史受験予定という身柄で就職活動をする。

この三つの条件を以て就職に挑みたいと考えている。欲言えば、インテリアコーディネーター検定も入れて四つ。

上述した計画は一種の可能性であって、また考えが浮かんだら、新たに計画を修正し練る。

続く・・・

 今後の方針や計画のことに関してモヤモヤしているので、それを整理するために一度、文章に書き起こしてみようと思う。


 現在の僕は、建築現場で働いている。とは言えゼネコンに正社員として入社したように思えるが実はそうではなく、建築現場に人材をアウトソーシングしている会社に正社員として所属し、某サブゼネコンのとある現場に派遣されそこで働いている状況である。

 おおよそ一年前、現在所属している会社に入社することが決まったとき、初めての正社員雇用、しかも自分の関心のあった建築業界ということもあり、大変満足していた。うだつの上がらぬ向上での派遣労働から、二十八歳にしてようやく、いくらかでも実りのある環境へと越境することができたと。

 しかし、派遣先のゼネコンからしてみれば自分は結局派遣されてきた人間とう扱いである。勿論、だからといって、差別的な扱いを受けているわけではなく、仕事を教えてもらいながらこなしているのが今現在の自分の状況だ。

 そこで、仕事に精を出して十ヶ月経とうという今に到って、新たに煩悶めいた思いが、ひしひしと浮かぶようになってきた。

 これは自分の卑しい向上心に由来するに違いないが、わがままに、このまま働くことが、果たして本当に生産的でるのかどうか。

 そういった問いを立てるのであれば、一体自分は何を理想とし、目指しているのかということを書かなくてはならない。しかし、その何を目指しているのかが上に述べたようにモヤモヤしているので、それをまず整理しようと思う。


 自分は一体何がしたいのだろう。考えながら今文章を書いている。まず、先にこのまま建築現場で鍛錬を積み、現場監督として一人前になりたい、ということはない。仕事を教えてくれている上司先輩の方に申し訳ないが、それが本音である。

できれば、理想だけでもの言えば、意匠設計、デザインの方に転職したいと考えている。

 しかし、経験から言えば、大学卒業後、何件か、多分十三件ぐらいだろうか、履歴書とポートフォリオを送付して送ったことがあるが、脈がなかったというのが事実だ。

 そこで、僕はスキルアップをせねばならぬと思い、いろいろと行動をしていた時期があった。

 それが丁度今の現在所属している会社に入社する前、失業保険が受給できる期間を利用して職業訓練に通っていた時期である。そこで、僕は、実際に木造在来軸工法の平屋建てを建てる演習、CAD、製図などを学んだ。またインテリアコーディネーターの資格を取ろうと個別に勉強していた。

 それら学んだことと大学時代の課題とをInDesgnという雑誌編集ソフトで編集し、以前のものよりも、クオリティの高いポートホォリオをつくろうと思い、制作をしていた。

 しかし、その傍ら一件受けた求人に応募したところ、あれほど苦労していた就職活動が嘘のように、すんなり受かるという事態が起きた。

 いろいろな理由があるが、早いところ、定職に就きたかった僕は、この一件目の内定に、乗ることにした。

 それが、現在の会社に入社するまでの経緯である。


 スキルアップのことだが、結局目に見える形でスキルアップできたのは、Jw-cad検定二級を取得したことぐらいである。

 インテリアコーディネーター検定に到っては、受験申し込みをし受験料金を支払うところまでしたが、肝心の試験日が丁度和歌山県に赴任中であったがため、受けることができなかった。今年受けようか迷っている。

 また、InDesignでのポートフォリオ作りは途中まで作ってある状況で、無駄になったわけではなく、必要であれば制作を再開できる。

 そして、最近、また別にスキルアップを狙って、行動を起こしたのは、京都造形大学の通信学部の建築デザイン学科に入社したことである。

 この学科は最短二年で卒業することができ、卒業すれば、二級建築士の受験資格を授与することができるので、それを計画して入学を果たした。

 また、卒業以前に転職活動をするにせよ、通信学部で建築を学んでいるという事実があれば、それが有利に働くことになるのではないかと考えている。少なくともやる気があることぐらいはアピールできるだろう。

ここまで書き連ねて、自分の取り巻く状況がいくらかでも整理できそうだ。

そうしてある程度整理できそうであれば、また次の問いを考えなければならない。

① 意匠設計の方に転職したいのであれば、現在の建築現場での労働は有益であるか。

② 退職するのであれば、いつ退職するべきなのか。

③ 資格を取るという姿勢がどう功を奏するのか。(インテリアコーディネーター検定、二級建築士、二級施工管理技師、MOSなど)

④ それ以前に三十代未経験者が設計事務所に転職できるか。


続く・・・・