三十代我が人生のマニフェストー構想前夜—② | 空・色・祭(tko_wtnbの日記)

 先の文章で自分に問うべき問いをいくつか提起した。

それは下記の通りである。

① 意匠設計の方に転職したいのであれば、現在の建築現場での労働は有益であるか。

② 退職するのであれば、いつ退職するべきなのか。

③ 資格を取るという姿勢がどう功を奏するのか。

④ それ以前に三十代未経験者が設計事務所に転職できるか。

それら問いに答えなければならい。

① に関して、初め入社してこの折まで、有益であると思っていたので、大変な仕事をこなしてきたのである。しかし、ここに来てその思いが揺らげはじめているというのも、この文章を書いていることの一つの動機である。

設計事務所に転職するという観点から言って、建築施工現場での作業が有利にはたらくのかという疑問は、自分ひとりで的確に答えれる疑問ではない。

しかし、今までの職場での経験から言えば、施工と設計というものは、別のものだ。

 ここでは仕事の内容を事細かく説明する事は省くが、もし転職できることができるということが可能であるという確証が得られれば、すぐにでも転職したいという考えも浮かべば、ある程度仕事のスキルを身につけてからでも遅くはないという考えも浮かぶ。

 それに対して、今までの僕がどう考えていたのかというと、二級施工管理技師の資格を取得したら、それを節目に現在の仕事を退職しようと考えていた。

二級施工管理技師の資格を取るには、実務経験が一年と半年必要なので、現在の会社に入社した時期から換算すると、受験資格がもらえるのは、2015年2月(三十歳)以降だ。建築現場に携わった時期から換算すると、2015年5月(三十歳)以降となる。そして試験があるのが11月なので、現実的に資格が取れるのは2015年11月(31歳)頃となる。

それであるから、もし二級施工管理技師の資格を取ること視野に入れると自分が退社するのは、その頃、つまり来年の11月(31歳)となる。

三十歳で転職活動をするのも、三十一歳で転職活動をするのも、立場としてはそれほど変わらないと思うから、焦らずそうした方針でいくのはどうかと考えている。

このように、理想と現実と対にしてその二元論で物事を語ることは、世俗的に行われていることであるが、可能性と現実という二つの次元で物事を考えるということを今この文章のなかでやっていきたいと考えている。可能性の数は多い方がよい。上述した二級施工管理技師の話は一つの可能性だ。

二級施工管理技師を取得する計画に添って、つまりそれを中心に考えるのであれば、京都造形芸術大学に勉強の方は、最短二年で卒業ということになっているが、仕事の傍ら学ぶとなると、最短で卒業するのは難しいのではないかと思わせる。手引きを見ると、毎月一課題ないし二課題をこなさなければならないが、それがかなりのハードスケジュールになることが予見される。

そこで、僕が考えているのは、どこかでスパートを掛けられる期間というものを設けるということだ。

 つまりそれは、来年2015年11月に現在に会社を退職してから、2016年3月までの間であって、丁度失業保険受給期間を含む時期にスパートを掛けたいと考える。

失業保険に受給期間を延長する方法というものはいくつか考えられるが、そういた勉学に没頭できる時期というものを設けたいと考える。

 それがうまく行けば京都造形大学は2016年3月(31歳)に卒業ということになる。万が一、一年延びてしまった場合は2017年3月(32歳)ということになるが、最悪でも、それまでには卒業したいと考えている。

 2016年3月に卒業することができれば、その後は、二級建築士の勉強をして、2016年11月(32歳)に二級建築士の資格取得ということになる。 

 できれば転職する際に二級建築士、二級施工管理技師の資格を二つ持っていれば、転職に有利に働くが、二級建築士の資格を取得するまで、転職をしないという訳にはいかない。

2015年11月に退職し京都造形芸術大学を卒業したら、何ヶ月間の間に就職をしないわけにはいかない。つまり、二級施工管理技師取得、京都造形大学卒業、二級建築史受験予定という身柄で就職活動をする。

この三つの条件を以て就職に挑みたいと考えている。欲言えば、インテリアコーディネーター検定も入れて四つ。

上述した計画は一種の可能性であって、また考えが浮かんだら、新たに計画を修正し練る。

続く・・・