三日月の
溶け残る夜
鈍い光を
落としながら
女の姿
闇に浮かぶその笑みの
金縛り
石となり
ただただ
立ち尽くす
成り果てた私
三日月の
溶け残る夜
鈍い光を
落としながら
女の姿
闇に浮かぶその笑みの
金縛り
石となり
ただただ
立ち尽くす
成り果てた私
何事もやる気がしない。
何か面白いことがあればよいのに、とりわけ見つけられない。
現在、仕事が自宅待機中ということで、自宅で休んでいるところである。
自宅待機というのは、以前の派遣先の会社が派遣上がりとなり、次の派遣先に配属されるまで時間が空いてしまったので、その間自宅で待機している期間のことである。
11月1日から、次の派遣先配属ということが決まっているのだが、そうなると約二十日間自宅待機ということになる。
どうしようか。冒頭で書いたように何をすればよいか分からないでいる。
お金があれば、東京に行き、買い物をしたり、友人と遊んだりするのだろうが、何しろお金がないもので、それが不可能である。
自宅待機期間中の給与は満額の六割である。
自宅にいながら貰えるだけいいではないかと思えるかもしれないが、このままでは生活困難であるため早く働きたい。
お金を使わずに、なんとかこの二十日間を乗り越えなければならない。
二作目の小説でも書いてみようか。
結局のところ、ここ数日はYoutubeを観、あとは読書をして過ごしている。
読んでいる本は、中沢新一の『レンマ学』。
観ているYoutubeは100分de名著シリーズでニーチェ、ソクラテス、般若心境、アドラー、道元など。
このままではダメだ。
どうにかこのサイクルを打破しなければ。
そのため、ブログを書いた。
心がリフレッシュする方法をなんとか模索し、モチベーションを高めたい。
最近時間の余裕が持てるようになったので、YouTubeをよく見るようになった。
もっぱら読書をしていることが多かったが、本を読んでいる、もしくは読みたいと考えていた物事が、YouTubeにふんだんにアップロードされているということを知った。
自分が最近関心のある事柄と言うのは、西田幾多郎、三木清など京都学派、政治学者の丸山眞男、吉本隆明などであり、それらの映像がYouTubeにアップロードされている。
思想家の人生と思想を映像によって概観できるのはよい。
とりわけ、自分がこれから学んでいきたいと考えていた京都学派などが、戦前軍国主義の大義名分をつくったという歴史など知ったので、これは横目に断罪的に見なければならないと考えた。
また、丸山眞男などは、リベラリストとして戦前軍国主義に見る日本人の気質あるいはエートスといったものを、著作のなかで分析していること知った。
吉本隆明は行動する思想家、アカデミズムに籍を置いていたわけではなく、民間の思想家として、戦後もっとも影響力のある思想家であったということを知ることができた。
丸山眞男の『超国家主義の心理と構造』は読んでみたいと思い、amazonでそれが収録されている書籍を購入した。
新装版〕 現代政治の思想と行動
丸山 眞男
これから、視野を広げたいと考えている。
あと、雑誌『群像』に連載されている中沢新一の「レンマ学」なども。