趣味は読書。 | 空・色・祭(tko_wtnbの日記)
僕が武蔵野美術大学入学時から継続している趣味は読書である。
美術大学受験の予備校に通学していた期間は半年と短く、入学後、今思えば引け目など起こす必要はなかったのだが、僕はなぜか引け目を感じていた。
技術面で引け目を感じていた僕はそれを知識で補償しようと、読書をするようになった。
それがきっかけで、好きな分野ができ、読書が好きになった。
デザインや芸術というのは、哲学と相関のある分野である。そこで僕は、哲学、現代思想、ハイカルチャーなどと括られる分野の本をよく読むようになった。
大学で空間デザインを専攻していたものの、デザイン関連の本よりも、そうした人文学的な本を読む方が多かった。
そういえば、デザインの本をあまり読んだことがない。
そう考えると、僕は実際に物象化されたデザインよりも、デザイン思想、実際に建てられた建築よりも建築思想の方が好きであると言える。
建築思想に触れてわくわくしたものが、その物象化であるところの建築を見て、落胆するということは自分のなかで、しばしばあった。

そういうわけで、実際に手を動かして作品を作るということをおろそかにしてしまった感は否めない。

自分には実際に手を動かして作る作業が必要であった。

そういった反省もしなけらばならない。
もし叶えば、手を動かして実際に作品を作るということができればよいと思っている。

話が脇道に逸れたが、このページでは自分が読んだことのある書籍をざっくばらんにアップロードしたい。
レビューではないが・・・

判断力批判 上 (岩波文庫 青 625-7)/岩波書店

¥972
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これはムサビ時代、舞台美術家の教授・小石先生(下の名前を忘れてしまった)から直接勧められた書籍である。
 
18世紀に出版された書籍であるが、現在でも美学の主流であると言われている書籍である。
僕はこの本をメモを取りながら、170ページぐらいまで読み進めたが、未だ完読には至らず。
できれば、上下完読し、踏襲した哲学としたいところであるから、今現在、他の勉強で忙しいが、ゆくゆくは完読したいと思っている。



建築の解体―一九六八年の建築情況/鹿島出版会

¥4,536
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これは最近買った本である。時間不足で未だ完読せず。


マルクス入門 (ちくま新書)/筑摩書房

¥842
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プライベートで現代思想が好きと名乗っているが、その源流であるマルクスを今まで読まずに済ませていたので、入門書から入る。


空間―機能から様相へ (岩波現代文庫)/岩波書店

¥1,339
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ムサビ時代に読んだ。やはり本は読んでも、細かい内容は忘れてしまう。もう一度目を通そう。


風土―人間学的考察 (岩波文庫)/岩波書店

¥1,015
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以前済んでいたシェアハウスの本棚から貸してもらっている本。
読んだら返す。

眠くなってきたので、もう寝ようと思う。

今アップロードするために思いめぐらすと、完読した本がかなり少ないことを自覚した。

これでいいのか!?