カリュブディスを倒したリムルは吸収した核から得た重力魔法を試していた。そこへシュナが獣王国に送る大使たちの出発の準備が出来たと報告にやってきた。
カリオンからの提案で大使団を送り合うことになり、テンペストからは幹部候補のホブゴブリン数名と取りまとめ役のリグル、団長にはベニマルを送ることになった。リムルは大使団の出発式で激励の言葉を掛け皆を見送った。
テンペストでもユーラザニアから来る大使を出迎えるために準備が着々と進められていた。そこに英雄を演じていたヨウムがやって来たリムルと飲んでいる時にその話になりフラグを乱立していった。
数日後、ユーラザニアの大使がテンペストに帯電した虎に牽かれた車で到着した。虎車から出て来たのは三獣士のアルビスとスフィアだったスフィアは開口一番リムルをスライムと馬鹿にし始め流れでヨウムがグルーシスとシオンがスフィアと戦うことになった。
戦いが始まりヨウム達が激しい攻防を繰り広げていると魔素が急激に高まっているのを感じた。シオンが暴走して強力な魔法でスフィアを一帯事吹き飛ばそうとしたらアルビスが仲裁に入った。
アッサリと剣を下ろし始めるスフィア達に戸惑うヨウムはリムルからの説明でこれがユーラザニア流の試験だったと知った試験に合格してユーラザニアの大使達に認められ打ち解けていたらシオンがさっき作った魔力弾が制御不能になって気力も限界だと言い出した。
皆が慌てる中、リムルがそれを自分に向けて撃つように指示を出す。
それを信じて打ち出された魔弾をリムルは難無く吸収した。