ひたちなか海浜鉄道湊線 全11駅の駅名標と駅周辺や列車の様子を順次投稿してきました。
それぞれの駅名標、当該駅に係わる事項を巧みに取り入れデザインされており、興味深く見ることができました。
ひたちなか海浜鉄道湊線 駅名標と駅周辺(追加)として、起点の勝田駅から終着阿字ヶ浦駅まで全11駅の駅名標をまとめてみました。
・勝田駅 海浜鉄道のシンボルカラーであるオレンジ色で車両と社のロゴマークを描写
・工機前駅
工機会社が製造する電動工具のドライバー、ノコギリが、また「機」の字に電気マークを描写
・金上駅
駅近くの陸上自衛隊勝田駐屯地が桜の名所であることから、桜と特殊車両(戦車)を描写
・中根駅
7世紀前半に築造された虎塚古墳にちなみ、矛(ほこ)と前方後円墳を描写
・高田の鉄橋駅
駅名の「高田」と「鉄橋」を川両側の岸に見立て、両岸を鉄橋で渡る列車を描写
・阿字ヶ浦駅
幕末に鉄製大砲の鋳造施設として建設された「反射炉」(原基はほどなく焼失、昭和12年に復元されたものが駅近くに展示)、 日本初のステンレス製気動車「ケハ601」(現在はミニ博物館として車庫に保存)と那珂湊駅のアイドル「駅ネコ」を表現
・殿山駅
2つの花をモチーフに ひたちなか市の花「ハマギク」と、「ケイトウ」を表現
・平磯駅
近くの平磯海水浴場に浮かぶ海上すべり台「クジラの大ちゃん」と平磯海岸が渡り鳥の通り道となっていることから磯に溜まる渡り鳥を表現
・美乃浜学園駅
美しい海、学校名の語源となった万葉集の和歌、学園校舎屋上に設置されているソーラーパネル、地元の民謡磯節にちなんだ三味線と近くの海岸に自生するスカシユリ
・磯崎駅
沿線の名産さつま芋と酒列磯前神社祭神 少彦名命(すくなひこなのみこと)を表現
・阿字ヶ浦駅
温泉、アンコウ、釣り針と浦の字は海藻のイメージを表現
以上です。 ご覧いただきありがとうございました。