ローリング・ストーンズの'78年の大ヒット・アルバム ”Some Girls”
ローリング・ストーンズというバンドは、その時代その時代でクールな音楽のスタイルを、自ら翻訳マシーンと化して、カッコよく料理していく。
それはデビュー時から変わらず - 仮に本物のブルーズマンに敵わなかったとしても - 聴き手に確実に届けてくれる。 なぜ届くのか?・・・
それはストーンズにしか表現できない「あの感じ」に加工されているから。「いくら良かったとしても、若いコはあんなオジンになんか熱狂しないよ(キース・リチャーズ)」と当時から、冷静にシーンを見極めていた。
ありがちな表面をなぞるだけといった小手先のアレンジを良しとしない彼らは、ずば抜けて嗅覚が違うのだ。
今作の標的は、ディスコと主にパンク。"Miss You" が嫌いなストーンズ・ファンも多い。トイレ・タイムとさえ言ってのける人さえもいる。
私などは、この曲のベース・ラインだけでマイってしまうのだが。
当初「ミック・ジャガーが、パリの地下鉄で見つけてきた」と紹介されていたブルーズ・ハーピスト:シュガー・ブルー(2曲)の参加も嬉しい。
今作のポイントとなるラインをきっちり押さえているビル・ワイマンは、サイコーにクールだ。そして、ある種の気だるさを孕んではいるが・・・
ハードな感触をも持ちえた、ミック・ジャガー入魂の1枚。
データについてはウィキペディアが詳しく、試聴は北米アマゾンで可能
この盤の魅力は、一見雑そうにみえて、絶妙に荒っぽいミックスだと思う。既存のCD(アルバム)では不足していたが、今回のリマスタリングでは、その荒っぽさが見事に再現されている。粋なベース音の硬い響きと相まって、文句なし。'78年にトリップだ。
"Miss You"
PVと12inch Vinyl Extended Mix
"When the Whip Comes Down" Live in Hampton, 1981.
"Just My Imagination (Running Away With Me)" in Detroit, July 6,1978.
from the "Handsome Girls" bootleg. "Some Girls" tour
"Some Girls"
"Lies"
ライヴ・バージョン from "Some Girls" tour 1978
"Far Away Eyes"
ライヴ・バージョン
"Respectable" from "Some Girls" tour 1978
PV
"Before they Make me Run"
ライヴ・バージョン
"Beast of Burden"
ライヴ・バージョン
"Shattered" from their "Let's Spend The Night Together" film
スタジオ・バージョン
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