ローリング・ストーンズの'74年発表作 ”It's Only Rock'n Roll”
前作 ”Goats Head Soup” からジャガーは、明らかに「より分かりやすく」方向転換し、バンドは幅広くブラック・ミュージックの影響を表出させているが、ここで聴ける豊かで「生々しい音」は、現在のストーンズと直結している。LPのA面ラストに位置する "Time Waits for No One" のリード・ギター、B面ラストの "Fingerprint File" のベース、共にテイラーの名演中の名演である。エンディングに近づくに連れ、永遠に続いて欲しい!終わって欲しくない!と思ってしまう程である。
キース色が薄い点とある種の明快さで大人気作とはいかないようだが・・・トータルで勢いがあり、ポップで優れた楽曲に恵まれ、曲順も申し分がなく見事だ。
データについてはウィキペディアが詳しく、試聴は北米アマゾンで可能
今作でのグリマー・ツインズ(ミックとキース)のプロデュースは元々クリアで適切なもの。新たなリマスタリングは、音の分離が良く、生々しさを増している。まるでスタジオ・ライヴに接してるような、良い意味での「荒々しさ」が感じられる大満足の1枚。
"If You can't Rock me"
"Ain't too Proud to Beg"
"It's Only Rock'n'Roll (But I Like it)"
PV
"Till the Next Goodbye"
"Time Waits for No One"
"Luxury"
"Dance Little Sister"
"If you Really Want to be my Friend "
"Short and Curlies"
"Fingerprint File"
ミック・テイラーが制作直後に脱退したので、このメンバーでのライヴ音源がない。その為、動画は全てアルバム音源を選択した。
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